こんな人に読んでほしい!
- WEBライターの報酬を詳しく知りたい
- 在宅ワークで収入を得たい
- WEBライターになりたいけど知らないことが多すぎるという人
40代~50代の主婦の皆さん、ライティングに興味を持ち、書くことが好きでライターとして在宅で収入を得たいと考えたことはありませんか?私はありました。
在宅ライターとして仕事をすることは、家事や育児と両立しながら働ける理想的な選択肢のひとつです。でも、現実はそう甘くありません。実際にはさまざまな課題や乗り越えるべきハードルがあります。
今回は、ライターとして成功するための現実的なアプローチと、どのようにしてキャリアを築いていけばいいのか、私の経験をまじえながら文字単価なども詳しく解説しています。
在宅ライターの現実
在宅ライターの文字単価、ぶっちゃけますと……
在宅ライターとして活動を始めるときに、多くの人が最初に直面するのが「文字単価」の問題だと思います。特に、未経験のライターの場合、報酬の低さに驚くかもしれません。
1記事1万円の仕事をもらっても、書くのに20時間かかっていたら、時給換算すると500円になってしまいます。
低単価からのスタート
一般的に、WEBメディア向けの記事作成の場合、文字単価は0.2円~0.5円という非常に低い金額から始まることも少なくありません。これは、経験や実績がないライターにとっては避けられない現実……。こんな単価では、長時間かけて記事を書いても得られる報酬はごくわずかです。
A社、B社、C社の例
私が実際に経験した(C社は現在進行形)3社での仕事内容と単価を紹介します。
【A社】トライアルなしの実績重視
A社では、テストの実施はしていませんでした。なぜなら、実績重視だったから。応募者にはポートフォリオを提出してもらっていました。実績のある人しか採用していませんでしたね。
なので、単価はよいほうだと思います。少なくとも1円ライターはいませんでした(苦笑)2,000文字程度で13,500円とか。企画構成案を出せるライターは、企画構成案3,000円/本、記事執筆6,000円/本といった感じに、執筆料とは別に報酬がもらえます。
プレスリリースだと、
- 電話取材
- 構成
- 記事の執筆
- 校了までの修正対応
を担当して、1,000文字~2,000文字(A42枚程度)で16,500円くらいでした。
【B社】質より量!単価は激安でトライアルあり
B社では校正やディレクションの仕事を担当。文章の質の低さに驚きました(A社のライターレベルに慣れていたため)が、単価を知って納得。
3000文字で600円~700円ほどなので、文字単価0.2~0.3円くらいです。
なので、多少の誤字脱字や修正は、ライターに返さずにこちらで整えて納品しないと、この文字単価でライターに修正依頼をしていたら、書いてくれるライターがいなくなってしまいます(苦笑)だって、ライターからしたら面倒でしかないですから。
それでも、凡ミスが続く、インターネットからのコピペがひどい、などが続けば依頼を減らすことにはなります。
【C社】レギュレーションも細かく大変そうだけど時給制
現在仕事をしているWEBコンテンツ管理がメインの会社。取引先が大手ということもあり、ライターの質を最重視しています。看護師、管理栄養士などの有資格者を中心に、SEOライティング経験者が在籍しています。トライアルはないですが、ライター経験者にはポートフォリオを提出してもらっていますね。
そしてなんと、時給制です。スタートは資格があると1,400円くらいから。資格がなくても、WordPressが扱える、向上心がある、SEOライティングの経験があるとかだと未経験でも採用になることも。その場合、1,200円くらいからのスタート。
レギュレーションもきっちりあって、校正・校閲もがっつりはいるし、社員さんからのダメ出しもはいるので、時給制とはいえ中には続かない人もいます。とはいえ、ここでは細かいことは割愛しますが、主婦パート在宅ライターにとっては、めちゃくちゃ働きやすい会社だと思う。
ちなみに私はC社ではライターとしてではなく、何でも屋さん的な仕事をしていて、基本は文章の校正や修正、記事のアップロードを担当。傍らで、社員さんのサポートとして、データの整理やマニュアル作成なんかをやっています。時給は入社時1,200円でしたが、今年で3年めの現在は1,500円です。
成功のポイントは2つ
在宅ライターとして仕事をする、稼いでいくための成功のポイントは大きくわけて2つあります。
報酬の上げ方:実績と信頼の積み重ね
1円ライターから抜け出すためには、実績と信頼を積み重ねることが超重要!ポートフォリオを充実させ、クライアントとのコミュニケーションを丁寧にやっていくことで、徐々に文字単価の高い案件に挑戦することができるように。
また、特定の分野に特化することで、専門性をアピールし、報酬を引き上げることもできます。
得意ジャンルはありますか?
ライターとして活動を続ける中で、自分の得意なジャンルを見つけることが大切です。「なんでも書ける」というのは一見魅力的に聞こえるけど、実際には特定の分野に特化した方が、より高い報酬を得られることが多かったりします。
専門性は大きな武器になる
特定の分野に特化することで、記事の質が向上し、クライアントからの信頼も高くなっていくもの。例えば、金融、医療、栄養、DIYなどのジャンルで専門知識や資格を持っていると、その分野における記事作成の依頼が増えるし、専門性を高めることで、他のライターとの差別化にもなるし、より高い単価を提示できるようになります。
たとえ実績がなかったとしても、やる気と向上心があれば採用してくれることもあります。これは気休めではなく、本当にあります。
ブログの活用:スキルアップと自分自身の棚卸し
ライティングスキルを磨くために、ブログの運営はとっても有効です。ブログを通じて、書く練習ができるし、自分の得意分野を見つけることができます。ブログが名刺やポートフォリオ代わりになるのは言うまでもなく、クライアントに自分のスキルをアピールする手段となります。
私も数年前から在宅ワークに応募する際、このブログをポートフォリオとして提出するようになってから採用をいただくようになりました。今の会社(2社)に応募するときももちろん、このブログを見ていただき採用が決まったようなものです。(面接時に褒めてくださるので)
過去には、面接をふっとばして「お仕事お願いします!」と言われたこともあります。
ブログ運営のメリット
ブログは、文章力の向上だけでなく、SEOの知識やWebサイト運営の基本を学ぶ場としても最適なんです。定期的にブログを更新することで、継続力や企画力も養われたり養われなかったり。
ブログを運営することで、アナリティクスやサーチコンソールの使い方を勉強するし、バナーを自分で作ることになるので、必然的にCANVAやPhotoshopも習得できるという一石二鳥どころか一石三鳥。
断言できますが、ブログの運営はメリットしかないです。
自分自身の棚卸し
ブログを運営するうちに、自分が得意とするジャンルや書き方が明確になります。これによって、自分自身の棚卸しができて、何が好きなのか、どの分野で活躍できるのかを見極めることができます。また、ブログを通じて自己ブランドを確立することも可能です。
在宅ライターとして稼ぐための現実と成功のポイントまとめ
40代~50代の主婦がライターとして仕事をする現実は、低単価の仕事からスタートし、実績を積む中で少しずつ報酬を上げていくことになるからはっきり言って最初のうちは厳しいことが多いです。
でも、専門性を高め、スキルを磨くことで、より高い報酬を得るチャンスが広がります。ブログを活用して自分の得意分野を見つけ、ライターとしての道をどんどん切り開いていきましょう!
ライティングスキルだけでなく、SEOやWeb運営の知識も取り入れ、総合的な力を持つライターを目指すことで、月5万~10万は40代~50代でも十分に稼ぐことができるんです。
資格やスキルなしでも稼ぎやすい在宅ワークの種類は「40代~50代の在宅パート探しは厳しい? 資格なしでもはじめやすい在宅ワーク5選」の記事でまとめていますので、ぜひ読んでみてくださいね。
また、やっと決まったパートが続かない、通勤だけで体力的にも精神的に消耗してしまうという人は、「パートが続かない、仕事を辞めたい主婦におすすめの在宅求人・マッチングサービス6選」の記事も参考にしてみてください。
あなたの在宅ワークライフを応援しています!