ライティングは「センス」ではなく「経験」と「積み重ね」

「くるめロハスマーケット」で私のブログにたどり着いた方から、Instagramでメッセージをいただきまして。

大変ありがたいことに他の記事も読んでいただいたようで、「ストーリーのある文章力」や「見やすさ」などなど勉強になります、と! 「やっぱりプロはすごいです」 と!鼻の下が伸びっぱなしになるような、お褒めの言葉がズラリ(汗)いや、これ、嘘のようなホントの話しなんです。誰も褒めてくれないからって自作自演じゃないですよ。

なので、もしかしたら他にも、おおしまのことを「ライター」だと思っている人がいるんじゃないか……と不安になり、この記事を書くことにしました(笑)

おおしまの本業は、ライターでもなければ、WEBデザイナーでもないんです。どっちかで食っていきたい!って思った時期もありましたが世の中そんなに甘くはなく……。詳しくはこちら

というわけで、今回は、ライティングについて思っていることを、お伝えしたいなと思います。

うまいと思う人の真似をする

以前ブログで「お金をかけずに写真も文章もプロっぽくなるたった1つの方法」という話をしたのですが、写真の場合、いろんな人の写真をみて、真似してみて、大量に撮影することで「こなれた」写真が撮れるようになります。で、さらにそれを誰かに見てもらったり評価されることで上達していきます。

これ、ライティングも結構似た感じだと思うんです。たくさんのよい文章をみて、真似して、自分で大量に書いてみることで、こなれた文章を書けるようになります。さらに書いた文章を誰かに読んでもらうことで、より洗練されていく。そこまできて、やっと「センス」が云々という話しになってくると思うんです。

ここで「真似」という言葉に嫌悪感というか、あまり良いイメージのない人がいるかもしれません。人と同じは嫌だとか、真似することがカッコ悪いとか、ズルいとか。私はそうでした(苦笑)

ここ数年、いろんなジャンルのライターと仕事をする機会が増えてきたこともあるんですが、自分がブログ記事を書くにあたってそんなこと考えても意味がないことに気が付きました。

人は思っているほど自分(私)に注目していません。もちろん、このブログもこの記事もです。

自分で持てないくらい大きすぎる、自分の手が届かないくらいに高すぎるキラッキラッの自意識は眩しすぎて、周りの人にとってはときに不愉快で迷惑なことだってあります。それだったら小さくても、見た目がゴミみたいでも、自分で扱える程度の自意識のほうがまだマシです(笑)

話しが少しズレちゃいました。つまり、カッコつけずに「真似」をしてみるといいよ!ということを言いたかったのですが、ただここで間違えてはいけないのは「上手に真似る」ということなんですよね。もちろん、コピペではダメです。自分だけが読む日記なら別ですが。

では「上手に真似る」にはどうすればいいのか?

「上手に真似ている人の真似をする」これが一番確実です(笑)たまに、こういうことを意識せず、普通にできる人がいるんですが本当に羨ましい限りです。

書くネタに関しては、うちみたいな雑記ブログだと、自分が持っている「想像力」と「経験」と「オタク」な引き出しがどれくらいあるかで変わってきます。なので一概に言えない部分ではありますけど、上手に真似ていれば、そのうちそれがオリジナリティとして自然なカタチで変化していきます。

あ、もちろんそこには頭が発熱するくらいの「試行錯誤」が前提としてあるわけですが。

ライティングにはお作法があります。つまり、そのお作法を知って、上手に真似をしていけば誰でもできるんです。でも、知っているだけはダメですし、闇雲に真似だけをしていくのも危険ですし、何よりもつまらないので、続かないんですよね。アフィリエイトなんかで生計をたてている人は別ですが。

ライティングの世界は学べば学ぶほど面白くて、(質の問題はおいておいて)のってくるとアウトプットするのが楽しくなります。ただ、私は自分の興味がないことは書けないし、書きたくないってのが難点です(苦笑)

ぜひ、みなさんもライティングは「センスではなく経験と積み重ねだ」ということを頭において、自分の思考や情熱を奥せずアウトプットすることを楽しんで欲しいなーと思うわけです。

そうすることで、これまでの経験や知識の棚卸しや思考の整理にもなって、自分自身を知ることで何かが変わることだってある。

それが、日々の小さなしあわせにつながったり、楽しいアイデイアを思いついたりして、その経験が大なり小なり、仕事にも生かされていくのだと思っています。

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