音楽もビジネスもアレンジ次第でおもしろくなるよね

アレンジのうまい曲っていうのは、耳障りがよく、いつの間にか口ずさんでいることが多いです。繰り返し聴いても飽きませんし、中毒性があります。

たとえば、ar 『 赤坂ナイスデー 』

この曲はアレンジがすばらしく上手い。聴く度に新しい発見があるんです。

アレンジとは?

編曲(へんきょく、英語: arrangement)は、既存の楽曲において主旋律をそのままに、それ以外の部分に手を加えて、楽曲に幅を持たせる作業の事である。ウィキペディアより

また、

編曲とは、端的に言えば、楽曲の/歌メロを作る事を「作曲」、それ以外の音を作る事を「編曲」いう。
ニコニコ大百科より

とあります。

バンドをちょっとばかりやっていた経験から偉そうに言わせてもらうと、曲って、主旋律をつくったらそれで終わりではなくて、そこからどうアレンジしていくかでかなり変わってきます。繊細にアレンジされた曲を聴くと鳥肌が立つもんです。

アレンジをする人は、いろんなジャンルや曲調のアンサンブルを把握していないといけません。

それでいて、メロディに適切なハーモニーをつけられて、それを論理的に説明できると尚よろし。できれば楽器を演奏できた方がいいですし、パソコンもできるほうがいいです。1つの楽器だけではなくて、本来ならいろんな楽器の演奏方法や音の特徴なんかにも精通していなければ、プロとは呼べないんでしょうね。

なにが言いたいかというと、作曲だけできてもダメなんですよ。編曲ができなければってこと。

アレンジは普通(すみません)なんですけど、歌う、描く、(MVを)つくる、演奏することで一線を画するハチこと米津玄師さん。

メロディと歌詞でグイグイ持ってってます。経験値と体験値を別のスキルでカバーしている感じですね。

無駄でもやったかどうか

こういった音楽の編曲ってなんだかビジネスにも似ていませんか?

既存の王道なビジネスであっても、アレンジの仕方によっては面白いものになることだってあると思うんです。

WordPress でブログ(作曲)だけつくれてもダメで、記事(それ以外の音)が書けて、自分でコンテンツをつくることができる。できれば、マーケティングもできたほうがいいですし、デザインや動画などのクリエティブなところの知識もあった方がいいですよね。

今ではその気になればすぐにでも自分のブログをつくることができます。WordPressなら、デザインも少し勉強すればそれなりのものが簡単にできますよね。

逆にそれが型通りの、それなりのモノが出来てしまうがゆえの、歪んだ満足感を得てしまう原因にもなっているわけですが。

ハチさんみたいに天から二物を与えられた人でもなければ、最初から全部をひとりでやるのは無理があります(苦笑)

だからといって諦めたり、自分のことを卑下したりすることはなくて、いろんなことに挑戦をしていきたいと思っています。

みなさんにも過去、どうでもいい、「アホなことしてたなあ」なんて、恥ずかしい、懐かしいエピソードってあると思うんですよね。だけど、それがあるからこそ今の自分があるわけで、それがあるからこそ自分の人生だなって思いませんか?

一見「ムダ」と思えるエピソードや体験が、後々無駄じゃなくなることが結構あるんですよ。

私はフリーランスで仕事を始めてからそれを実感しています。

会社員時代、役職についていた頃は、とにかく無駄をそぎ落として「コスト削減!」と言われていましたが、これはサラリーマン的考え方。◯ソ喰らえです(笑)

短期的には無駄骨になることだってあるかもしれませんが、あとからきっと「自分の仕事(ビジネス)」をアレンジする種になります。

ブログやSNSで情報発信をする重要性

そのためにも、WordPressやYouTube、SNSで情報発信をしながら(できてないけど)、しっかりと自分のコンテンツを資産化しておかなきゃって思います。

何か1つだけに特化して、突き詰めて、それこそ達人とか超人とか呼ばれる人になれるのは、ほんの一握り、いやひとつまみしかいなくて。勘違いしてはいけないのは、自分は凡人だってことで。つまりは、今からその領域に人生をかけるには時すでに遅しなわけで(苦笑)いや、そもそも懸けたところで……ですが。

これからのネット戦国時代を生き残っていくためには、メインの武器は剣だけど、戦況によってはクロスセイバーも弓も使いまっせ。的な。そういう流れになってきているんだなーと思うわけです。

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