Googleの「AIによる概要」に、私が運営するPhotokotoの記事が掲載されるようになりました。
多肉植物の育て方や商品レビュー、パソコンの操作方法など、ジャンルはさまざま。
Google Search Consoleで確認すると、2026年7月28日~10月27日の約3か月間で、生成AI検索での表示回数は5,398回になっていました!
さらに、Web運用を担当している地域の工務店も、AIが生成した住宅会社の比較一覧に掲載されています。
こうした実績を見ると、これまで取り組んできたことが、少しずつ形になっているように感じます。
私は長年、個人ブログや企業サイトのコンテンツ制作・運用に携わってきました。
記事を書き、検索データを確認し、必要なところを改善する。新しい情報があれば追記して、古くなった内容は見直す。
正直、地味な作業の繰り返しです(苦笑)。
でも、検索で見つけてもらえるコンテンツは、こうした積み重ねのなかで育っていくものだと考えています。
今回はPhotokotoと担当企業サイトの実例を交えながら、AI検索の時代にこそ大切にしたいWebコンテンツ制作についてお話しします!
Googleの「AIによる概要」にPhotokotoの記事が掲載
まずは実際の掲載例から。
Googleの「AIによる概要(AI Overviews)」は、検索内容に合わせてAIが回答を生成し、その参考となるWebサイトへのリンクを表示する機能です。
Photokotoの記事もそうした参考リンクとして紹介されるようになってきました!
YouTube「現在オフラインです」の対処法記事

今回、生成AI検索で最も表示回数が多かったのが、YouTubeのトラブル解決記事。約3か月間で1,627回表示されていました。

インターネットにはつながっているのに、YouTubeを開くと「現在オフラインです」と表示される……。
私自身がこのトラブルに遭遇し、いろいろ試した結果、ブラウザの広告ブロック機能が原因だとわかりました。
そこで、原因の切り分けから解決までの手順を、実際の操作画面とともに記事にしたものです。
同じトラブルで困っている人が、できるだけ早く解決できるように。そんな思いで作った記事が、今では生成AI検索でも多く表示されています。
誰かの困りごとを、自分の経験をもとに解決する。
私がコンテンツ制作で大切にしていることのひとつです。
ピータッチキューブのパソコン操作の記事

こちらは「ピータッチキューブ パソコン 使い方」で検索した結果。
AIによる概要の右側に、Photokotoの記事がメーカー公式と並んで関連リンクとして表示されています。

ピータッチキューブは、私も植物ラベルを作るために使っているラベルライターです。
スマホでも操作できますが、長い植物名や学名を入力したいときは、やっぱりパソコンのほうが便利!
そこで、ソフトのインストールから接続、ラベルの作成・印刷までを、実際の操作画面とともにまとめました。
「パソコンでどう使うの?」という、具体的な疑問に答えた記事です。
トリコディアデマ・ブルボサムの剪定記事

もうひとつは、トリコディアデマ・ブルボサム(姫紅小松)の剪定について検索した結果。

伸びすぎた枝を剪定したときの様子を、写真とともに紹介しています。
剪定前の状態から、実際にどこを切ったのか、仕上がりはどうなったのか。植物の育て方って、文章で説明するより写真を見たほうが伝わることも多いですよね。
こうした日々の記録も、読者にとっては役立つ情報になると思っています。
Photokotoは生成AI検索に5,398回表示されていた

実際にどのくらい掲載されているのか、Google Search Consoleの「生成AIパフォーマンスレポート」でも確認してみました。
結果は、2026年7月28日~10月27日の92日間で5,398回。
月ごとの表示回数は以下のとおりです。
| 期間 | 表示回数 |
|---|---|
| 7月28日~31日 | 26回 |
| 8月 | 202回 |
| 9月 | 1,206回 |
| 10月1日~27日 | 3,964回 |
| 合計 | 5,398回 |
9月から表示回数が伸び始め、10月は27日時点で3,964回となりました。
ただ、伸びた理由は検索需要やGoogle側の表示状況など、さまざまな要因が考えられるので、これ!というのは断定できません。
特に表示回数が多かった記事
記事別に見ると、こんな結果になりました。
| 記事 | 表示回数 |
|---|---|
| YouTube「現在オフラインです」の対処法 | 1,627回 |
| ドロサンテマム「蜜橘」の育て方 | 256回 |
| 綴化・石化・モンストの違い | 245回 |
| トリコディアデマ・デンサムの育て方 | 241回 |
| トリコディアデマ・ブルボサムの剪定 | 168回 |
| ピータッチキューブの使い方 | 112回 |
| ヘレーレッドドリアンの育て方 | 79回 |
植物だけでなく、パソコンやサービスのトラブル解決記事も表示されているところがおもしろいですよね。ちなみに、この5,398回は生成AI検索でリンクが表示された回数です。
5,398人がPhotokotoを訪問した、5,398回クリックされたというわけではありません。
掲載状況を把握するための指標として、今後も定期的に確認していきたいと思います。
AI検索に掲載された記事で、大切にしてきたこと

では、これらの記事にどんな共通点があるのでしょうか。
Googleが個々の記事を選んだ理由まではわかりませんが、私自身の制作過程を振り返ると、いくつか思い当たることがあります。
実体験を記事にすることの大切さについては、以前にも詳しく書いています。
実際に試したことをどう記事に落とし込むのか。写真やデータの使い方も紹介しているので、コンテンツ制作に興味がある方は、こちらもどうぞ!
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実体験を、自分の言葉と写真で伝える
Photokotoでは、植物の成長記録や購入した商品のレビューなど、実際に経験したことを記事にする機会が多くあります。
もちろん、事前に情報を調べることもあります。でも、それだけでは終わらせたくないんですよね。
たとえば植物なら、購入時の姿だけでなく、その後どう育ったのか。順調に成長したこともあれば、葉が全部落ちてしまったこともあります。
商品レビューなら、よかったところだけでなく、使いづらかった点まで。実際に経験したことは、ほかの記事にはない独自の情報になります。
これはブログを長く運営するなかで、特に大切にしてきた部分です。
読者が知りたいことから構成を考える
記事を書くときは、まず「何を知りたくて検索するのか」を考えます。
たとえば、ピータッチキューブの記事。
読者が知りたいのは、製品の歴史より、パソコンでどう使うのかという具体的な手順でしょう。だったら、必要なソフトや接続方法、印刷までの流れを順番に見せるほうが親切。
情報をたくさん盛り込むことと、わかりやすく伝えることは別だと思っていて。
必要な答えにできるだけ早くたどり着けるよう、構成や見出しも工夫しています。
書きっぱなしにせず、改善を重ねる
記事は公開したら完成、ではありません。
植物は育つし、商品の仕様は変わる。以前は正しかった情報が、今は古くなっていることもあります。
だからこそ、必要な情報を追記したり、過去記事をリライトしたり。
Search Consoleで検索クエリや掲載順位を調べ、読者が何を知りたがっているのかも定期的に確認しています。
また、メーカーの仕様や専門的な情報を扱う際には、公式資料などで裏付けを取ることも欠かせません。
今ある記事を見直し、情報の質を高めていく。
新しい記事を増やすことと同じくらい、重要な作業だと考えています。
地域の個人工務店も、AI検索で紹介されるように
個人メディアだけでなく、Webサイトの運用を担当している企業でも、うれしい変化がありました。
地方にある個人工務店のWebサイトです。
こちらでは、住宅に関する専門記事の制作・改善、施工事例への内部リンク、サービス内容の整理などに継続して取り組んできました。
記事によっては、代表者から専門的な話を聞いたり、原稿を確認してもらったり。
建築に関する情報は、私ひとりで判断できるものではありません。現場を知っている人の専門知識があってこそ、内容に厚みが出ます。
そして2026年10月、地域名と「注文住宅」を組み合わせてGoogleで検索したところ、AIが生成した住宅会社の比較一覧に、担当している工務店が掲載されていました。
さらに、関連サイトの欄にもWebサイトが表示されています。
これは、本当にうれしかった!
もちろん、これまでの改善施策が直接の掲載理由になったとは断定できません。
ただ、大手のハウスメーカーだけでなく、地域に根ざした小規模な事業者にも、AI検索を通じて見つけてもらえる機会がある。
そのことを実感できたできごとでした。
AI検索対策にも、これまでのSEOの基本が生きている
最近は、AI検索に対応するための「AEO」や「GEO」といった言葉もよく見かけますよね。
検索の仕組みが変われば、対策も全部変えなければいけないのかなあ……。
もしかしたら、そんなふうに思うかもしれません。
でも実は、Googleも生成AI検索に関する公式ガイドで、従来のSEOの基本は引き続き有効だと説明しています。※1
たとえば、役立つ独自のコンテンツを制作すること。重要な情報をテキストで示し、適切な内部リンクでページ同士をつなぐこと。
画像を活用したり、サイトを使いやすく整えたりすることも基本のひとつです。AI検索のためだけに、特別なファイルや専用の構造化データを用意する必要もないとされています。
そうなんです!今までやってきたSEOがすべて無駄になるわけではないんです!
新しい技術や検索環境について学ぶことは必要ですが、まずは今のWebサイトに不足している情報がないか見直す。
そこから始めるのが、私はいいと思っています。
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※1 Google検索セントラル「Google検索の生成AI機能向けにウェブサイトを最適化する」
AIを活用して記事を書く。でも、丸投げはしない

ちなみに、私自身もコンテンツ制作にAIを活用しています。検索ユーザーの疑問を整理したり、構成案を検討したり、文章を推敲したり。
でも、AIが書いた文章を、そのまま公開すればいいとは思っていませんし、やりません。
AIの回答がすべて正しいわけではありませんし、ネットの情報をまとめただけでは、その記事(会社や事業)ならではの価値も生まれにくい。
実際に試す、取材する、写真を撮る、国内外のサイトをリサーチして確認する。
そして、誰に何を伝えるのかを判断する。
AIは制作を支えてくれる便利な道具ですが、最終的に責任を持つのは人間です。
私が目指しているのは、AIを使って大量の記事を公開することではなく、AIも活用しながら、ひとつひとつのコンテンツの質を高めること。
効率化できるところは効率化する。でも、省いてはいけない工程まで省かない。
そのバランスが大切だと感じています。
すぐに結果が出るSEO対策より、長く信頼されるコンテンツを
最近はAIを使えば、記事もWebサイトも短時間で作れるようになって、それ自体は素晴らしいことですよね。
ただ、短時間でコンテンツを作れることと、短期間で信頼を獲得できることは別の話。
Webサイトを公開したら、すぐに検索順位が上がる。
記事を何本か追加したら、アクセスや問い合わせが増える。
そんな結果を期待したくなる気持ちはすごくわかります!
でも、SEOもコンテンツ制作も、そこまで単純ではないんですよね。
検索ユーザーが何を知りたいのか調べ、必要な情報を整理して公開する。
その後の反応を確認し、思ったような結果が出なければ原因を考えて改善する。
Photokotoでも、公開当初はほとんど読まれなかった記事が、時間をかけて検索流入を集めるようになったことがあります。
もちろん、短期間で成果が出る施策もあります。
だからといって、一時的な順位上昇だけを目的に、検索キーワードを詰め込んだり、内容の薄い記事を量産したりするのは違うと思っていて。
検索順位が上がっても、訪れた人の疑問が解決しなければ、サイトへの信頼にはつながりません。
検索で見つけてもらうことと、読者に信頼してもらうこと。その両方が必要です。
そして、信頼は一度の施策で簡単に手に入るものではなくて、実績を示し、情報を更新し、必要とされる内容を発信し続ける。
そうした地道な取り組みを、私はこれからも大切にしたいですし、なによりメディアが育っていくのが本当に楽しいんです。
AI検索への掲載は、集客のゴールではない
ここまでAI検索の掲載実績を紹介してきましたが、掲載されること自体が最終目的ではありません。
AIによる概要を読んで疑問が解決すれば、ユーザーがWebサイトを訪れずに検索を終えることもあります。
一方、さらに詳しい情報を知りたくて記事を開く人もいるでしょう。
だから、AI検索への掲載回数だけでなく、通常の検索流入やサイト内の行動、問い合わせなども見ていく必要があります。
特に企業サイトの場合、アクセス数が増えること以上に、必要としている人に情報が届き、実際の相談や問い合わせにつながるかが重要です。
検索順位や表示回数は、そのための指標のひとつ。
数字を追うことは大切ですが、数字だけを目的にしない。Webサイトの運用では、その視点も忘れずにいたい部分です。
きれいなWebサイトを作るだけでは、もったいない

個人ブログでも企業サイトでも、共通して感じることがあります。
それは、事業やサービスの魅力が、きちんと言葉になっているかということ。
たとえば、地域のお店や小さな会社。
デザインがおしゃれで、スマホでもきれいに表示されるサイトはとても魅力的です。
でも、サービス内容がよくわからなかったり、料金や相談方法が見つからなかったりすると、せっかく訪れた人も困ってしまいます。
反対に、事業者にとっては当たり前のことが、お客さんには大きな魅力になる場合もあります。
「そんなこと、わざわざ書く必要ある?」
という話が、実は一番知りたい情報だったりするんですよね。
そうした魅力や専門知識を見つけて、初めて訪れた人にも伝わる形に整理する。
さらに、公開したあとも必要に応じて見直していく。デザインを整えることと同じくらい、コンテンツの中身を育てていくことが大切だと考えています。
Webサイトの情報整理や改善をお手伝いしています

私は個人メディアの運営と並行して、企業のWebサイト管理やコンテンツ制作にも携わっています。
そこで大切にしているのが、「見つける・整理する・届ける」という考え方です。
事業者自身がまだ言葉にできていない魅力を見つけ、必要な情報を整理し、WebサイトやGoogleマップを通じて届ける。
Photokoto Studioでは、WordPressサイトの運用・コンテンツ改善や、Googleビジネスプロフィールの整備をお手伝いしています。
たとえば、
- Webサイトはあるけれど、何年も更新できていない
- サービスや事業の強みをうまく伝えられていない
- 検索データを見ても、何を改善すればいいかわからない
- 日々の仕事が忙しく、Webサイトの運用まで手が回らない
そんなお悩みです。
「すぐに検索順位を上げる」「AI検索に必ず掲載させる」といったお約束はできません。
でも、今あるサイトの課題を見つけ、必要な情報を整え、改善を積み重ねていくことはできます。
一時的に目立つサイトではなく、必要な人に見つけてもらい、安心して相談してもらえるサイトへ。
そんなWebサイトづくりをお手伝いできればと思っています。
Photokoto Studio
お店や事業のWebまわり、
少し整えてみませんか。
Googleビジネスプロフィールの整備や、WordPressサイトの管理・更新をお手伝いしています。
大きく作り直す前に、まずは今あるものから。

まとめ|AI検索の時代だからこそ、コンテンツを育てていきたい
今回、Photokotoの記事や担当企業サイトが、GoogleのAI検索に掲載されていることを確認できました。
検索の仕組みは変わり続けています。昨日まで表示されていたサイトが、今日は表示されないこともあるし、見え方が違うこともあります。
それでも、検索する人が抱えている疑問や、知りたいと思うことまで大きく変わるわけではありません。
必要な情報を調べ、実際に確かめ、わかりやすい形で伝える。
そして公開後も見直し、改善を続ける。
こうした取り組みを、これからも大切にしていきたいと思います。
検索の仕組みに振り回されるのではなく、その先にいる人に信頼されるコンテンツを作ること。
AI検索が当たり前になっていく時代だからこそ、そこに時間をかける価値があると考えています。
