【パラレルワーク】とある在宅主婦ワーカーの1日

今回は、在宅パラレルワーカーおおしまのスケジュールを、カンタンにではありますがお伝えしていこうと思います。これから在宅ワーク、フリーランス、パラレルワークに挑戦する方の参考になれば!

おおしまが、17年間正社員として勤務し、チームの副主任まで努めた(←自慢)ベンチャー企業を退職して、在宅フリーランスになった理由はこちらの記事で話しています。

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パラレルワークとは?

パラレルワークとは、かんたんに言うと「複数の仕事を同時に持つこと」です。

フルタイムの仕事をしながら、副業として別の仕事をすることや、掛け持ちで複数のパートタイムの仕事すること。

例えば、昼間はパートで働いて、夜や週末に自分の趣味を活かしてハンドメイド作品を作って、インターネットで販売するっていうものひとつのパラレルワークの形ですね。

これによって、収入源が複数になるし、自分の好きなことや得意なことを仕事にするチャンスも増える。私は、まさにこれ。

また、一つの仕事に頼りすぎず、収入のリスクを分散できることや、新しいスキルを身につける機会が増えることもメリット。

とはいえ、複数の仕事を同時に進めるためには、時間管理や体力のバランスをしっかりとることが重要です。

すきま時間に「仕事」ではなく、すきま時間に「家事」

「在宅ワーク」「フリーランス」ときくと、作業時間や休みを自分で調整できる、在宅だと家族との時間も取れる、自由な働き方。というイメージがあるかと思います。

確かにそうなんですが、自己管理がとっても重要です。

バリのカフェ

これは、仕事をする時間のことだけじゃなくて、休みの日についても、です。

在宅で仕事をしていると、メリハリがつけにくく、ノッてきて楽しくなってくると気がつけば永遠と仕事してたりします(苦笑)そんな生活を続けていると、確実に燃え尽きますし、知らず知らずのうちに、家族へ負担をかけてしまっていることも。

なので、仕事と休みのバランスを取って、コントロールをすることもすっごく大事です。

ついでに、はっきり言うと、子ども、特に未就学児が家にいる状態での在宅ワークは、結構制限されます。

ここで間違えてはいけないのは、すきま時間に「仕事」ではなく、すきま時間に「家事」だということ。仕事をもらう企業や雇用形態によっては、時間縛りもあるし、会社で仕事をしているのとほとんど変わらない感じになることも。

もちろん、業種や仕事内容にもよるので、一概には言えないけど、「子育てしながら仕事ができる」「家事の合間に」という部分に過剰な期待をするのはデンジャラス!

あと、よく「コミュニケーション能力が大事」って言われるけど、何かって言うと要は、報連相をしっかりする、レスポンスは早めに、ということです。

不明点をそのままにして仕事を進めるのは、会社にとっても自分にもとってもよくない。相手が忙しそうにしていても、疑問点や不明点は遠慮なく質問しましょう。

カレンダーにスケジュールを書き込んでいるところ

ということで以下は、子どもが小学校低学年の頃、顧客訪問ありパターンのスケジュールです。

とある1日のスケジュール 顧客訪問編

あらためて振り返ってみると、結構詰め込んで仕事をしていたなーと(苦笑)ただ、当時は翻訳者向けオンライン講座をスタートしていたこともあり、楽しくて仕方かなったっていうのもあります。

6:30:起床(子どもの準備・自分の支度) 洗濯機をまわす

6:45 子ども起床

7:30~7:40 旦那さんと子どもを送り出す 部屋を簡単に片付け・洗濯物を干す・洗い物

8:00 仕事開始 朝食を取りながらメールチェックや業務内容の振り返り

8:30 移動 (公共交通機関を使います)

9:30~11:30 お客様と打ち合わせ

11:30~14:00 移動・昼食(帰宅後、仕事を再開)

14:30 子ども帰宅(仕事を一時中断することも)

16:00 仕事終了後、夕飯の支度

16:30~18:00 子どもの宿題をみる・明日の準備(時間割や持ち物など)

※この後は仕事内容に応じて1時間~1時間半程度仕事をすることもありました

19:00 夕飯

20:00 お風呂・寝る準備

21:00~21:30 子ども就寝

22:00 家事(洗濯をたたむ・洗い物)

22:30~ オンライン講座の仕事
※自由時間・勉強・スキルアップ・オウンドメディアの更新などもこの時間にやっていました

02:00 就寝 ※もっと早くに寝てしまうこともあります(苦笑)

1日のスケジュール パラレルワーク編

こちらは現在の、とある一日のスケジュールです。

福岡の実家に引っ越して(2024年現在は広島へ引っ越し)、子どもは中学生になりフリースクールに行っています。足腰の悪い、うつ病持ちの実母と暮らしているので、介護関係の用事や病院の付き添いなんかもイレギュラーで入ってきますが、ざっくり、以下のようなスケジュールでやっています。ご参考までに。

6:30:起床。といいつつ布団のなかでゴロゴロ。ラジオを聴いたり、SNSをチェックしたり。

7:00 やっと起床。身支度してぼーっとした頭でメールチェック。

8:00 朝食をとりながら洗濯機をまわす&自学

8:30 A社の仕事開始(ラジオや音楽を聴きながら)

9:00 自身のオンライン講座の仕事開始(ラジオや音楽を聴きながら)

10:00 B社の仕事開始(ラジオや音楽を聴きながら)

12:00~13:00 ランチ&運動&夕飯の下ごしらえ&植物の様子をみる

※子どもは午後からフリースクールへ行ったり、行かなかったり。送迎は夫さま。

16:00 仕事終了後、夕飯の下ごしらえ&洗濯物をたたむ

16:30~17:00 シャワー浴びる(はやっ)

18:00~19:00 夕飯(毎週金曜日は学校の先生が訪問)&家事

19:00~20:00 勉強または、残りの仕事を片付ける(ラジオや音楽を聴きながら)

21:00 自由時間

※オンラインゲームをしたり、ラジオを聴いたり、オウンドメディアの更新などの時間。仕事をすることもあり。

23:30 就寝 ※もっと早くに寝てしまうこともあります(苦笑)

疲れたらスパッと仕事をやめて、休憩する。これ、結構大事です。集中力が切れた状態で仕事をしても、効率悪いし、いい文章やアイデアは出てきません!  

家事と子育て仕事。どれも大切だけど頑張りすぎない

子どもときちんと向き合えてないとか、夫に任せっぱなしとか、夕飯がレトルトカレーやコンビニ弁当だとか、掃除ができていないとか……時には自己嫌悪になることだってあります。

キッチンで悩んでいる様子の主婦

でも、体は1つ。

すべてを完ぺきにこなすことはできません。

どこかで妥協は必要ですし、子どもと一緒にご飯を食べたり、学校での出来事を話したりする時間を取れるのであれば、掃除は後回しでOK、コンビニ弁当が続いても、レトルトカレーでも私は良しとします。

何を優先させるか。ですよね。

子どもが小学校高学年になれば、多少は手が離れるから、仕事の時間も、自分の時間も取れるようになるだろうと淡い期待を抱いている方がもしかしたらいるかもしれません。 でも、実際は違いました。

登下校、大丈夫だろうか?学校でいじめられてないだろうか、友だちとはうまくやっているだろうか。という心配が常にあります。

学校からメールで、不審者情報のお知らせがくると、見回り隊に借り出されることも。 持ち帰った大量のプリントを確認し、宿題をみたり、必要な物や提出物を準備しなければいけません。

学校行事は平日のことも多く、PTAの役員になろうものなら、もう大変。所属部によっては、毎月何かしらの呼び出しがあります。 パソコンを使えない人がほとんどなので、必然的に書類作成や総会の文字起こしなどがまわってくることも(苦笑)

担任の先生から「最近忘れ物が多いです。時間割をみてあげていますか?」と言われたこともありました(汗) このときは、正直、へこみました。

コツは「適度に手を抜く」こと

家事も子育ても100%でやると、どこかで無理が出てしまいます。 もちろん、いつでもどこでも100%でやれる人はいいんだけど、私はそれをやって何度か体調を崩したのでもうやりません(苦笑)

フィルムカメラで撮影した写真

在宅ワークは、家事や育児と両立しやすいとはいえ、決して楽ができるわけではありません。孤独感に耐えられず、在宅ワークから離れていった人も何人かみてきました。

だけど、私は運良く、よいクライアントやメンバーに恵まれたおかげで、その大変さを肯定的に受け止め、夫さまの協力を全面的に受けながら、自分の仕事をしっかりと楽しみながらできています。

もちろん、つらいことや、しんどいこと、失敗や悩みもたーくさんある!あるけど、自分がなにをしたいか、何をしたくないかをできるだけ優先してきたし(そんなにうまくはいかないけどね)、興味のないことでも、いかに学びに変えてスキルアップや経験として捉えて楽しめるか。

自分基準でそういうポイントを見つけられれば、仕事も人生もきっと見え方が違ってくると思う。

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