梅雨の季節がやってきました!この時期の湿度は、熱帯植物の栽培にぴったりです。
特にインドネシア原産のノボタン科ソネリラ属の植物は、湿気を好み、日本の梅雨時期が育てやすい条件にぴったりとマッチします。鮮やかな花と独特の葉がとっても魅力的なソネリラ。
今回は、初心者でも挑戦しやすいソネリラ属の植物の魅力ご紹介。梅雨を活かして、熱帯植物の栽培に挑戦してみませんか?
ソネリラ(ノボタン)
インドネシア原産のノボタン科ソネリラ属の植物です。動画を観ると、ちょっとジメっとした湿度高めの、あまり日が当たらないところに自生していますね。タイやベトナムにも自生しています。
ソネリラsp. “マタン” Sonerila sp.“Matang”
sp.なので、原産地不明のマタンです。葉が赤っぽく見えるのは、裏の色が透けているから。ほんとうはもっとグリーンです。グリーンの葉に白い(たぶん白)ドットなんです。もっとかわいいんです。ドットがピンクの個体もあるようです。
私が仕事中に届いたので、封だけあけてそのままにしておいたら、みるみるシナシナになって慌てて密閉容器に移しました。ほんと、焦りました。ぐたーっと倒れていましたから。今でも、一番大きな葉が上に向いてくれていません。
ソネリラ カロフィラ セランゴール“Sonerila calophylla Selangor”
こちらは、ヤフオクで購入。SP.が付いていないので、マレーシアのセランゴール州で採取した株を、葉挿しなどで増やした子株ということではないかと思います。
こんなに小さいのに、微毛が。かわいすぎる。
で、こちらも同じカロフィラです。メルカリで購入しました。「ソネリラ カロフィラ」とだけ記載がありました。葉の色がずいぶんワインレッドです。
わかりにくいんですが、実は右の葉、少し怪しいです。少し茶色になっている部分がある……。温度か、湿度か、急な環境変化についていけていないのか……。
ソネリラsp.ピッサヌローク Sonerila sp.Phitsanulok
sp.とついていて「ピッサヌローク」とあるので、原産地はタイで名前は不明ということかと思われます。大きくなると、きれいなグリーンの葉に小さなドットが映える微毛系になる予定です。
おわりに
今のところ、送られてきたままの水苔が付いたまま、手持ちの一番小さな鉢に入れているだけです。根っこがどのくらい張っているかとかは確認できていません。
置く場所もそんなにないので、セリアで買った虫かごを活用しています。これ、大きさはちょうどいいんですが、やはり蓋に空気穴があるので、湿度が微妙でした。密閉するために、とりあえずサランラップで蓋を覆っています。
これくらいの大きさで、透明なプラ容器があるといいな。あと、作業台に棚が欲しい。簡易の温室を作らなければ!と思っています。
とにかく、育成方法など手探り状態です。植物には申し訳ないんですが、それも楽しかったりします。もちろん、ホームセンターや園芸ショップで買えるような植物ではない(ベゴニアよりも入手困難!)ので、失敗はしたくないんですが、おそらく、なにかしらやらかすでしょう。
育て方の記録にもなるので、経過報告もたまにやっていきます。溶けないように祈っていてください。