以前、こちらの記事でも紹介したベゴニアですが、今日は現在うちにあるベゴニアたちを紹介したいと思います。
レックスベゴニアをはじめ、木立性ベゴニアは去年あたりから、園芸ショップに入荷するようになってきているみたいで、今年こそ流行るんじゃないかと期待しています。もちろん、一部のマニアや、パルダリウム、ビバリウムなんかをやっている方たちの間では、流行るもなにも当たり前に知っているって感じなんでしょうけども(苦笑)
まだまだしっかりとした育成の情報が充実している、という状況ではなく、私も自身もベゴニアを育てはじめたばかりです。多湿でないとダメな品種、常湿でも大丈夫な品種、葉水を嫌うものなどなど、いろいろとあるようです。おそらく、原種ベゴニア(たとえば、サラワクとかジュラウなど)は、多湿環境でないと枯れてしまうかもしれません。※多湿環境から徐々に常湿環境に慣らしていく方法もあります
知識も経験も不足している(間違っている)ので、参考程度に読んでもらえるとうれしいです。
ベゴニア
お花がメインの球根ベゴニアは、ホームセンターでも扱っていて入手しやすいですが、レックスベゴニアや原種系などはまだまだ手に入りにくく、購入はオークションやメルカリがメインです。
福岡県内だと、久留米市の花伝、筑後市のナフコ、平田ナーセリー久留米店、平田ナーセリー福岡西区小戸店での取り扱いを確認しています。平田ナーセリー久留米店さんには「超レア」だったかな?が置いてありましたが、ちょっと気が付きにくいかもです。背の高いフード用の透明カップに入っていました。
個人的に一番充実していると思ったのは、平田ナーセリー福岡西区小戸店さんです。
レックス ベゴニア・根茎性ベゴニア
根茎性ベゴニアは、レックスベゴニアに分類されるということを最近やっと理解しました。よって、レックスベゴニアはすべて、根茎性ベゴニアということになりますかね。背が高くならず、横に這うように生長していくので、テラリウムなんかにもオススメされていることがよくあります。
根茎性というだけあって、生長とともに茎がぶっとくなります。それもまた楽しみのひとつ。
グリーンディライト
グリーンとシルバーのコントラストがとってもきれいなベゴニアです。花伝さんで購入。葉のフチが少し赤いのも気に入っています。ただ、インターネットで検索してヒットするグリーンディライトは、葉のフチがこんなに赤くないんですよね。日に当たり過ぎたのでしょうか。
でも、これはこれでキレイなので良しとします。葉の裏は葉脈がくっきり。
タンバリノ
赤系ベゴニアのタンバリノ。福岡エフェクトさんで購入。葉のフォルムが丸っこいので、かわいらしい印象です。どこから見ても赤いんですが、ところどころに、グリーンや黒の斑のような柄が入っていておもしろいです。
アンクルレマス
こちらも、福岡エフェクトさんで。もみじのようなシャープな葉がかっこいい!若い葉っぱはグリーンが強いのに、生長するにつれて全体が赤くなっていくようですね。本来は、赤とグリーンのグラデーションみたいになっているのが、正解なのかな。
ダークマンボ
ダークなマンボ(笑)この葉姿で、このネーミング。ライトの当たり具合で、葉裏の赤が透けてきれいです。また、表面はなんともいえない光沢があります。派手さはないんですが、なんでしょう、まるでオートクチュールのような、うつくしいベゴニアです。
エスカルゴのように、クルクルっと巻いた葉、縁の微毛がこれまた独特。平田ナーセリー福岡西区小戸店さんで購入。鉢付きでした。
ウェルシコロール (versicolor)
ヤフオク購入。フサフサの毛がかわいい、中国原産の根茎性ベゴニアです。実生だと結構個体差が出るようで、顔違いで集めてみるのも楽しそう。
購入した際、すでに下葉の2枚は茶色になって弱っていましたが、まあこういった植物ではよくあることなので、仕方ないと割り切っています。気になる方はオークションでの購入は慎重に。
弱っていた下葉2枚は、カットして半分に分解し、葉挿し用にしてみました。それについては、また次回記事にしたいと思います。
現在はこんな感じで多湿環境で様子をみています。
クンビア
ちょっとレア扱いのクンビア。あまり流通していないようです。不揃いなドット柄と丸葉がかわいらしいです。メルカリで購入したんですが、うちに来たときは、結構ヘタっていました。植え替えてお水をあげたら復活しました。
ただ、この後数本、茎の根元からポロポロっと取れてしまったので、ダメ元で葉挿しにしてみました。葉自体は元気だったので、なんとか根が出てくれるとうれしいです。
ボウエレ ニグラマルガ bowerae nigramarga
メキシコが原産の小型種。トラ柄のような、スイカのような葉の模様が個性的。画像だとわかりにくいんですが、ライトの当たり具合によって、葉の黒い部分が青く見えるんです。なんというか、少し艶のある、上品さがあります。
コンパクトにまとまる品種なので、デスクまわりに置いておいても邪魔にならないかも。今はまだ小さいので、どこにでも置いておけます。
ピンと背筋よく元気です。ダークマンボもそうですが、ハリのある葉っぱ系は強健な印象がありますね。
札落ち
ナフコ購入
ナフコで購入した札落ちベゴニア。おそらくですが、茎の部分を見る限り根茎性ではないかと思います。もっと大きく育ってくれば、いずれわかるかと。
葉裏は真っ赤。新芽というか、新葉も結構でていてとっても元気です。奥の葉っぱ、ちょと穴があいてますけどね。
花伝さん購入
レックスベゴニアということはわかっているんですが、札がない鉢を買ったので名称不明です。今度行ったときに見てこなきゃ。葉がパリパリのフリルで、めちゃくちゃ元気です。なんかサラダに入っててもおかしくない感じです(笑)
さわやかグリーンが気に入っています。室内に置いている植物のなかでは、一番のグリーン度。
福岡エフェクトさん購入
レックスベゴニアに「ビリーフ」というシリーズがあって(センペルビウムでいうところの、パシフィックシリーズみたいな?)そのなかの、なにか……だと思います。葉数が少ないので、見た目が少し貧弱ですが、これからに期待!
この、だらりとなった2枚が気になります。
メルカリ購入
シャディということで購入しましたが、調べても情報がなく不明(苦笑)葉の凹凸がある部分は、生長すると白からピンクになるようです。ピンクといってもメタリックなので、かっこいい感じのベゴニアです。
こちらも、葉先や縁が茶色に枯れたものがあったのでカットしました。いまいち、元気がないような気がします。
木立性ベゴニア
B.Baby Grand
ピンクの小さなドットに一目惚れして購入しました。調べたところ、一般的に丈夫といわれるgrandis ssp. evansiana(グランディスSSP. エヴァンシアナ)とインド原産のU062の交配種のようです。特徴的なピンクのドットと微毛は、U062の遺伝子がうまく引き継がれています。
葉の色は濃いめというか、少し暗めのグリーンで渋いです。秋にはピンクの小花を咲かせるみたいなので楽しみ。親であるU062が寒さに弱いようなので、B.Baby Grandももれなく低温には弱いらしい。気をつけなければ……。
まとめ
室内でも観賞用として楽しめる植物、ということで割と安心していたんですが、品種によっては案外むずかしいかもしれません。ある程度、大きく育てばまた変わってくるんでしょうけど、小苗のうちは気を遣いますね。
しかも、ホームセンターや園芸ショップで、気軽に買える植物ではないので特に(苦笑)
植え替えについてや、葉挿しについては、また別の記事で書いていこうと思います。