綴化?石化?した緑(碧)牡丹を解体して植え替えました

3月某日、佐賀県にあるコキリノさんで買った碧牡丹の綴化。サボテン相談室さんの多肉です。形の整った、かわいらしい多肉たちのなかにひとつだけ、明らかに別次元の多肉が。もう、買わないわけにはいきませんでした。

サボテン相談室さんの碧牡丹 

もう少しこの姿を楽しんでいたかったのですが、横に広がった茎?が一部黒くなっているのが気になっていたのと、夏前にしっかりとした根を張ってくれるよう、解体することにしました。

はさみを消毒して解体作業開始!

多肉をカットするときの準備

はさみは念のため、消毒してから使います。

このままじゃぼんとつけて、水で流し、よく乾かしてから使いましょう!そのほか、ライターの火であぶるという方や、消毒をしないという方もいらっしゃいます。ご自身の生育環境や、お使いの道具などで判断してくださいね。

はさみの消毒

はさみも、普段使いの無印のハサミとは別に購入しました。刃先があまり太くなく、グローブを装着した手でも握りやすく、ハンドリングしやすいものがいいなあと思い、いろいろと調べてこちらにしました。切れ味、めちゃくちゃいいです。

私はAmazonで買いましたが、ホームセンターで売っていることもあります。

鉢から出してみます

根はとっても立派に育っていました!子株がいるかもしれないので、やさしく、丁寧にほぐしていきます。

鉢から出した緑牡丹 多肉

茎というか、幹に近いんですが、扇みたいに横へ広がっています。苦手な方、すみません。

多肉の綴化

ではさっそく、はさみ(消毒済み)でわけていきます。

ぶりっ子しているわけではなく、なんだかかわいそうです。痛くないのかな……って心配になります。でも、こういうのもだんだん慣れていくんでしょうね(苦笑)

綴化の部分はあまりバラしたくなかったので、どこで切り分けるか、ちょっと考えながらカットしました。

サボテン相談室さんの碧牡丹 

件の黒くなっている部分です。危険サインでしょうか。ぶよぶよはしていないのでセーフかな。

緑牡丹 綴化の解体

ここ、よく見たら子株が生まれてきていました!こういうのを見つけると、とてもうれしくなります。ただ、いろいろな懸念があるので、しっかり育ってくれるかどうかはわかりません。毎日、入念にタニパトしなくちゃ。

多肉 綴化の子株

切り口の断面は、緑ではなく茶色です。木立ちだからなのか、腐りはじめているからなのか……。もう不安しかない。若干ですが、やわらかい気もします。でも、やっぱりぶよぶよではないです。

多肉 切り口が茶色

パッと見は気が付かなかったんですが、よーくみたら成長点が2つあるようです。双頭になるのかな。綴化した多肉を分解して植え直しても、また綴化になるんでしょうか。

多肉 綴化した緑牡丹の解体

2日くらい、屋外で乾かしました。カットしてすぐ植え替える方もいるようですが、うちの緑牡丹は根腐れの心配があるので、断面が乾くまで待つことに。

緑牡丹の解体後

カットして残った茎の部分は、古くなった根っこを少しカット。こちらはすぐに植え替えをしました。ただ、当日の水やりは控えることにします。

緑牡丹の茎だけ

全部の緑牡丹を植え替え完了

全部で4鉢になりました。黒い部分が腐ってきているのではと思ったので、該当部分に日があたるような向きにして植え替え。

多肉 緑牡丹の植え替え

根っこが生えてくるまで気が気ではありません。お水のあげすぎに注意ですね。

多肉 緑牡丹

おわりに

分頭しているものや、綴化、石化している多肉をみると、手にとってしまいます。とくに、探しているわけではないんですが、見つけるとどうしても惹かれますね。

綴化していると、密集している部分が蒸れやすくなり、夏がヤバいとも聞きます。ただ、どうってことないって人もいらっしゃるので、結局は、育てている環境によるのだと思いました。その後については、またブログでお伝えできればと思っています。

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