【音声メディア】アラフィフが「音声配信」をはじめるならどのプラットフォームがいいのか

普段から仕事中や寝るとき、家事をしながらSpotifyでPodcastを聴いています。動画も好きなんですが、作業中は「音」だけっていうのが、とってもありがたいんです。

仕事がら、人に説明をしたり、話を聞くことが多いのでもっと話し方や進行がうまくなりたいと常々思っていながらも、どうしたらいいもんか……と少しだけ悩んでいたところ「そうか。音声配信やればいいんだ」と思いつき、いろいろと情報収集スタート。

で、いざ調べてみると、稼ぐ系とかインフルエンサー的な使い方っていうか、そういうのが多いことに驚いた次第。音声配信でお金稼ぐの?どうやって?ってなりましたが、なるほど。使用するプラットフォームによっては、マネタイズの方法がいくつかあるようです。

が、しかし、今回、私が音声配信をやってみたいと思ったのは、純粋に、話し方、話しの進め方の練習に使いたい、趣味(音楽や映画、植物など)について、誰かと共有したい、情報交換したいっていうのがメインなので、稼ぎ方・稼げる系やマネタイズの方法などについては、あまり触れていません。

実際にリスナーとして使ってみた

で、実際にリスナーとして1ヶ月ほど使ってみました。年齢層やターゲット、アプリの使い心地を検証(偉そう)。自分に向いていそうなプラットフォームであること、あと、なにかしらのオタクが集まっていそうなプラットフォームを事前に調べて、3つに絞りました。

というわけで、アラフィフが音声配信をはじめるには、どのプラットフォームがよさそうか、御託を並べてみようと思います。

stand.fm

噂通り、UIデザインがおしゃれ~なstand.fm。白が基調なので、清潔感と落ち着いた雰囲気を醸し出しています。これは、なかなかいいんじゃないか~。

マルチ配信なし
ブラウザ視聴不可
ライブ配信あり
投げ銭機能あり

新着ライブたち、なんか普通っぽくて安心しませんか?(笑)調べていくと、スタンドエフエムは、リスナー(ユーザー)が少ないという情報をよく見かけますが、実際のところどうなんでしょうね。

ちなみに、この方の配信の続きがどうしても聴きたくて、メンバーシップに登録しました。月800円くらいだったかな。限定ってなってると、どうしても聴きたくなってしまう心理!

いいなと感じたところ

  • レター機能がある
  • ギフト付きレター機能がある
  • フォロワー数や「いいね」数が非表示

レター機能は、ラジオでいうところの「お葉書」的なもので、リスナーが配信者に質問や感想を送れる機能。それに、ギフトを付けて送ることも可能。質問や相談レターがくるようになれば、その内容に対しての回答として一本ネタができるわけで。配信する側としてもありがたいよね。

あと、フォロワー数やいいねの数が非表示になっているので、数字に一喜一憂したり、精神的な消耗を受けにくいのかなとも思いました。

SPOON

全体的に年齢層も若く、ギリッギリ、アラサーまでって感じでしょうか……。世界観ができあがっていて、ある意味、ガチ勢かガチエンジョイ勢かっていう独特の雰囲気。

TOP画面をみて、正直、どうしてよいもんか目が泳ぎました(苦笑)顔を出すわけではないので、声に自信がある人は、年齢・性別関係なく、自分のフィールドで勝負できるプラットフォームだと思いました。

マルチ配信なし
ブラウザ視聴
ライブ配信あり
投げ銭機能あり

ライブ配信に参加して、ハートのスタンプみたいなのを押しまくってたら、なぜだか、強制退出になってしまいました(苦笑)ルールを理解していないアラフィフ惨敗。

SPOONは2016年からサービスを開始したということで、圧倒的にリスナー数が多いらしい。スタンドエフエムが2020年からなので、知名度の差はなかなか埋められないですね。

いいなと感じたところ

  • 完成された世界観がある
  • トレンドに敏感なコアなファンが付きやすそう
  • ライブ配信が活発(あくまでも、そういう雰囲気)

Radio Talk

ポップで、明るく、元気なイメージのRADIOTALK。年齢層は、若干若い感じで20代~30代が多い印象です。こういう、UI好きです。ワクワク感と勢いがある感じ。

かたくるしい感じでもなく、それでいて緩すぎず。

マルチ配信なし
ブラウザ視聴
ライブ配信あり
投げ銭機能あり

「初見さん歓迎」とかあるのは、うれしいですよね。気軽にはじめやすい。下のアイコンの並びは、スタンドエフエムとほとんど同じ。直感的にわかりやすいのは好感触です。質問も送れます(配信者にしかみえません)。

こちら、「今日から配信はじめました」っていう人のライブに参加したところです。私も初だし、他のリスナーもはじめたばかり、配信者も初ってことで、ギフトを送ったりするまでに、わちゃわちゃしましたが、楽しかったです(笑)コインを購入して、ギフトを送ってみました。

なんかね、初めて参加した知らない人のライブ配信だったんだけど、話してる内容だとか、その人の雰囲気だとか、がんばって話している感じとか伝わってくると、人って応援したくなる生きものなんですよね~。

いいなと感じたところ

  • Podcastにも配信できる
  • コラボ配信対応
  • アナリティクス機能が使える
  • ブログやサイトに埋め込みができる

「トーク収録」と「ライブ配信」の両方に対応。また、5人まで参加OKのコラボ配信もできます。ひとりではじめるには、ちょっとハードル高いけど、知り合いや友人とだったら……という人にもおすすめかも。

本格的に、配信者としてガッツリやってきたい人にとっては、リスナーの分析ができる、アナリティクス機能がうれしい。

【番外編】ハードル高めな正統派配信プラットフォーム

Voicy

選ばれし者たちが集う、本格的な、そして専門的なジャンルが多いプラットフォームという印象です。こ、これは初心者には、ハードルが高いのではないかな(苦笑)

「審査通過率5%」をキャッチコピーにしているので、ざっとみても、著名人やどこかで見たことのある顔ばかり。配信者としてというよりは、リスナーでじっくり、ゆっくり聴きたい感じです。

私なんかが、配信をはじめた日は、場違い感が半端ないことでしょう。というより、まず、審査が……。

他の配信アプリとちがって、いつもの場所(下の部分)に、収録ボタンがありません。審査制ですから。ギフトは「差し入れ」というみたい。なんか、いいよね。仕事してる感(笑)

まとめ

そんなわけで、今回、音声メディアのプラットフォームについて調べてみました。アラフィフという年齢制限があるなかで、自分がいかに楽しく、長く続けられそうなプラットホームは、stand.fmかなあと思っていたんだけど(実際、一番聴いてる)、Radiotalkもいいなあと思いはじめました。

収録時間が12分って決まっているのが、逆にいいかもと。時間内で話しをまとめる力がつきそう。

音声ではないんだけど(顔は出してないので実質音声だけ)一応、自分用仕事用のYou Tubeチャンネル持っていて。ただ、まったく活用できていなくて、以前、You Tubeでラジオ的な音声配信もやっていたけど、相方がやらなくなってしまったので、収録データごと、この世から抹消(苦笑)チャンネルだけ虚しく残っている……。

ゲーム配信にも挑戦しようと、知り合いのゲーム配信者のチャンネルに参加させてもらったり、自分でも、数本録画してみたんだけど、ゲームをはじめてしまうと、ゲームに集中しちゃうみたいで(苦笑)気がついたらライブ中なの忘れてキャッキャウフフしているという……。

ちなみに、自分で撮ったゲームプレイ動画(Deep Rock Galacticというオンラインマルチゲーム)の一部なんですが、こんな感じでね、ゲラってて(笑)喋りながらのゲーム配信って、ほんと難しいんですよね。よくできるなあって思う。

とにもかくにも、はじめてみないことにはわからないので、実際に、配信をスタートしたらブログでもお知らせします!

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