【アドロミスクス】こんな多肉見たことない!ヘレーレッドドリアンの魅力と育て方

多肉植物が好きなあなたにこそ知ってほしい、ちょっと不思議で個性的な植物。

それが「ヘレーレッドドリアン」(アドロミスクス属)です。一見して「なんだこのゴツゴツ葉っぱは……?」と思わず二度見。と、同時に触れたくなる!

この記事では、レッドドリアンの魅力と育て方の基本をわかりやすく解説します!

レッドドリアンを購入したときの記事はこちら↓

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アドロミスクス属ヘレーレッドドリアンとは?

アドロミスクス属ヘレーレッドドリアン

ヘレーレッドドリアンは、南アフリカ~ナミビア原産のアドロミスクス・マリアニエアエ var. herrei(通称アドロミスクス・ヘレー)の一種で、丸く突起のある葉が特徴的。

独特の凹凸と色変化が魅力です。まずは、その見た目と背景をチェックしていきましょう!

アドロミスクス属の特徴

アドロミスクス属は、南アフリカ・ナミビア原産の小型多肉の仲間で、不規則な葉模様や肉厚な葉が魅力です。

ヘレーレッドドリアンはその中でも特に、葉に凹凸がありテクスチャ豊かな品種で、成長しても直径6〜8cmほどの小型種。

この見た目で、あまり大きく成長されると、ちょっと怖いかもしれない(苦笑)

名前の由来と見た目の魅力

“herrei”の名はドイツの植物学者ハンス・ヘーレ博士に由来し、葉の突起はまるでドリアンの皮のよう。不気味さと可愛らしさを併せ持つ見た目から、別名「レッドドリアン」や「グリーンドリアン」と呼ばれます。

葉色は緑から赤紫へ、季節や日照によって劇的に変化するらしい。

2024年10月ごろのヘレーレッドドリアン
2025年7月ごろのヘレーレッドドリアン

左が買ってきたばかりの頃(2024年10月)。右が現在(2025年7月)です。雨ざらしではないですが、ずっと屋外管理です。

赤みが濃くなっていて、なんだか食べてもおいしそうに見えてくる(笑)

こうみえて、ベンケイソウ科なので、ちぎって置いておくと増えていくらしいです。

育て方の基本ポイント

ヘレーレッドドリアンのアップ

ここでは「置き場所・日当たり」「水やり・肥料」「注意点」に分けて、わかりやすくお伝えしますね。

置き場所と日当たりのコツ

  • 明るい室内光でOK。耐寒性なし。(冬は屋根付き屋外+不織布で乗り切りました)
  • 冬季は10~25 °Cが成長に適し、夏の高温・強光は注意。遮光が必要[1]。

花芽は晩夏から初秋とあったけど、うちのレッドドリアンは今花芽があがってきました。

ヘレーレッドドリアンの花芽

こんな見た目ですが、ピンクの可憐な花を咲かせるらしいです。花を咲かせる体力があるかどうかわからないけど、楽しみ!

私は一年中屋根付きの屋外管理です

[1] THE NEXT GARDENER

水やり・肥料の頻度

  • 水やりは控えめに。
    • 体感的には、週1~10日に1回。
    • 冬季はさらに減らして、夏は休眠するので間隔を空けましょう 。
  • 肥料はほぼ不要。年に1回の植え替え時に新土へ入れ替える程度で十分 。

失敗しやすい注意点

  • 過湿に弱いので、排水性の良い土&鉢を選ぶことが重要 。
  • 強すぎる直射日光で葉焼けに 要注意。夏季は遮光や風通し重視で管理 。
  • 冬の寒風や5 °C以下の環境には弱いため、室内管理が望ましい[3]。

私がレッドドリアンの植え替えに使った用土はこちら↓

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[2] How To Care Adromischus Herrei

[3] How to Care for and Cultivate Adromischus marianae f. herrei 'Lime Drops'

まとめ|魅力と育て方を再確認

アドロミスクス属ヘレーレッドドリアンの札

ヘレーレッドドリアンは、見る角度や季節によって表情を変える“生きたインテリア”!

まるでドリアンのようなゴツゴツした葉に、赤紫から緑へと変化する色彩。これほど個性と愛嬌を兼ね備えた多肉植物はそう多くありません。

ヘレーレッドドリアン

育て方も、ほんの少しのコツさえ掴めばとても育てやすい部類。明るい窓辺に置き、乾かし気味に水やりするだけで十分元気に育ちます。過湿や直射日光に気をつければ、初心者でも長く楽しめる多肉です。

私は一年中屋根付きの屋外管理です

せっかくなので、鉢を和風に変えてみようかと思っています。

ぜひ、日常の中にちょっとした自然と驚きを添えてくれる「ヘレーレッドドリアン」を、あなたのおうちの一員に加えてみてくださいね!

この記事を書いた人

好き”も”仕事にしている3社掛け持ちの在宅パラレルワーカー。ブログ歴・在宅ワーク歴10年の猛者。多趣味で凝り性。無類の音楽好き。

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