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先日、ホームセンターで買ってきた、ネペンテスたちと、夫さまが去年ホームセンターで購入したガヤとミランダを、鹿沼土に植え替えしたり、株分けしたりしてみました。
今まで、ネペンテスにかぎらず、食虫植物は水苔に植え替えていたんだけど、今年は、こちらの本を参考にしながら鹿沼土を使ってみました。
食虫植物の植え替え予備知識
食虫植物の植え替えに必要なものは、多肉などを植え替えるときと、だいたい同じです。肥料は基本不要で、オルトラン(粒剤)は使いません。ネペンテスは、アブラムシがつくみたいなので、時期をみてベニカスプレーを散布します。
どうも調べたところによると、食虫植物は薬剤の(悪)影響を受けやすいとか。
本当かどうかはわかりませんが、虫をサプリメントのように栄養分として吸収する構造から想像すると、なんとなく影響が出やすいような気もしますよね。
私自身、大雑把なところがあるので、あんまり参考にならないかもだけど、その様子を写真とともにお届けしまーす!
ネペンテスの植え替えで使ったもの
鹿沼土(小粒)
こちらは、鉢底に入れる用。小粒~中粒サイズを使います。
鹿沼土(細粒)
細粒は植え付け用に使います。
プレステラ90(白)
鉢の大きさや形状は、お好みや置く場所などでも変わってくると思いますが、うちでは今回、熱がこもりにくいであろう白い鉢を使いました。
プレステラはスリットがいい感じで入っていて、水はけがいいのと、四角という形状が管理しやすいので、常にいくつかストックしています。
はさみ
古くなった葉や、捕虫袋をカットするのに使います。
ヤシガラチップ
土の乾燥や水やりのときに、小さな土が動いてしまうのを防ぎます。ホームセンターでも売っています。使ってみて思ったんだけど、このひょこひょこ飛び出している繊維が短いほうが、扱いやすいかも。
【食虫植物】ネペンテスを鹿沼土に植え替えました!
ペラペラ鉢から、そっと取り出します。ピートモスでしょうかね。ふわふわの土です。
やさしく、やさしく、土をある程度落としたら、あとは水で流しながら、やはりやさーしく土を落とします。散水シャワーとかあると便利ですね。シャーっと強めの水圧で土を流し飛ばせるので。
土を流したあとのレッドアラタ。根が短いなあ……。ちょと心配になります。
スリット鉢に小粒~中粒の鹿沼土をいれていきます。
とりあえず、このくらい。
実際にネペンテスを配置して、位置や深さなどを調整。
株をそっとおさえて、鹿沼土の細粒を入れていきます。一方向からだけじゃなくて、いろんな方向から、入れていくとよいです(株を支える手は動かさない)。
少しくらいズレても、鉢の外側をとんとんとんとん!すれば、位置の調整ができます。
バークチップを上に敷き詰めます。本には「ヤシガラ」と書いてありましたが、間違ってバークチップを買ってきてしまいました(苦笑)。
こんな感じになりました!いいんじゃない?鹿沼土の上にヤシガラを敷くことで、乾燥や水やりのときに、土が動くのを防いでくれます。
グラシリス・スポートの植え替え
グラシリス・スポートの根は、結構育っていました。長い!同じように、鹿沼土に植え替えていきました。
こちらは、新しく買ってきたヤシガラを敷き詰めてみました。繊維が邪魔(苦笑)袋を確認したら「ココハスクチップ」と書いてありました。ココハスクとは??と思って調べてみたんですが、ヤシガラと同じみたい。
去年買って、水苔に植えたガヤも植え替えしていきます。矢印の黒い、ほっそーいのが根です。ネペンテスの根は、だいたいどれも繊細ですね。水苔にしっかりと根を張って、元気なんですが、如何せん水苔が取れにくいです。
水をいれたボールや、強めのシャワーなど水で流しながら水苔をやさしく、丁寧に外していきましょう。
丁寧にほぐしていきます。根が細いので、慎重に~。
枯れ葉など整理していきます。本当は、ハサミでカットしたほうがいいんだろうけど、夫さまは手でちぎってました。
3つにわけました!しかも、手で。だ、大丈夫かな。
若い新芽だからか、葉がとってもやわからくて、ふにゃふにゃ。
根っこが少しだけ付いています。こっちは、なんとかなりそうかな。
植えるというより、置く、挿すって感じです。
一番左が親株、真ん中がすこーしだけ根っこが付いてきた株、一番左は根っこがまったくない株。
植え替えて、ヤシガラ(写真はバークチップだけど)を敷き詰めたら、お水をたっぷりあげましょう!上から、ザバーっとかけてもバークチップがあるので、土が暴れなくていい!ちょっとしたことなんですけどね。
挿し木した、根が出ていない株は腰水にして、お水を切らさないように管理します。根が出てくれるといいなあ。ちなみに、受け皿はセリアで購入したキッチングッズ。ちょうど収まるサイズがありました。
【食虫植物】ネペンテスの植え替えまとめ
水苔での植え替えより、土のほうが扱いやすいし、ふやかす手間もないので楽ですね。あとは、ベニカなどの薬剤や殺菌効果のあるお薬を散布してあげるといいいかなと。
サラセニアの株分けと植え替え、ヘリアンフォラの植え替えについては「【食虫植物】サラセニア「プルプレア」と「ヘリアンフォラ」を植え替えました!」で書いています。興味のある方はぜひ!