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今回は、購入したフーケリアナの育て方について、私の体験を交えながらお話ししたいと思います。平田ナーセリー久留米店で一目惚れしてお迎えしたフーケリアナですが、どうやら日光に当てすぎたようで、葉が茶色くなってしまいました。
これからフーケリアナを育てようと考えている方へ、なにかの参考になればと思います。
屋外で育てる場合は日差しの強さに注意
気がついてすぐに屋内管理に変更し、毎日数回の葉水とLED照明で様子を見ていました。ですが、一度、茶色になった袋は元には戻りません。
ただ、新しい葉はどんどん出ています。
中のほうでは赤ちゃん袋も数個、生まれてきていたんですが、光が当たりにくいためか、どうにも生長しきれないようで。今回、隠れて腐っている葉と枯れた袋の整理もかねて、思い切って剪定することにしました。
フーケリアナだからなのか、まだ株が小さいからなのかわかりませんが、とにかく中心が混み合っています(苦笑)弱っている葉を根元からカットするのが難しいです。
弱った葉をカット
剪定については、以下のサイトを参考にしました。
https://www.gardeningknowhow.com/houseplants/pitcher-plants/trimming-pitcher-plants.htm
私のフーケリアナのように、弱った葉や枯れてしまったピッチャーをカットしたいけど、葉の根元が見えにくい場合は、葉の途中からカットします。緑の葉が残っていれば、その葉はまだ光合成ができるので、見た目は少し悪いかもですが、葉の途中(傷んだ部分だけ)でカットするのも手です。
ネペンテスの袋を茶色にしないために
茶色になってしまった袋(ピッチャー)の完全復活は難しそうですが、これ以上被害が拡大しないように、以下2つのサイトを参考に対策中です。
Why are the pitchers on my Pitcher Plant brown and crispy?
葉水をする
結構、頻繁に霧吹きしたほうが良さそうです。とくに、置いている場所の湿度が70%くらいに保たれていない場合は、気がついたら茶色になっているか、弱ってしまう可能性がありそう。
私は一日3回程度、たっぷりと霧吹きしています。
強い光に当てすぎない
日光が好きとはいえ、強すぎるとやはりピッチャーや葉を傷めてしまいます。今は植物用のLEDライトの下で管理しています。
朝起きたら照明をつけて、寝るときに消しているのでだいたい15~16時間くらいは当てていることになりますが、これが正解かどうかは今のところわかりません。
風をあてる
これは、ネペンテスだけではないですが、サーキュレーターで定期的に風をあてています。エアコン(冷房)はまだ使っていません。上下左右の首振りで、できるだけ空気が動くよう、循環させるようにしています。
袋に水をいれる
袋の中の水(消化液)がなくなってしまうと、茶色になり枯れていくという情報がありました。なので、定期的な霧吹きだけではなく、ピッチャーの中の水分も切らさないようにしてみています。
自然界だと、雨などで勝手に溜まっていくんですかね。そう考えると、袋の中に水を入れてあげるというのは、おかしなことにも思えますが理にかなっているのかもしれません。
ポリ洗浄ボトルで袋に直接水を流し込んでみています。何度か入れずぎて溢れてしまいました。こういう洗浄ボトル、ひとつあるととても便利ですよ。
ちなみに、袋についている蓋は、雨や露がポタリと落ちることの重みで蓋が閉じ、中に落ちた虫が脱出できないようにする機能があるということが、割と最近わかったそうです。
現在のモウセンゴケ
ついでといってはアレですが、以前ホームセンターで買ってきたモウセンゴケ、その後です。
葉先の茶色が治らずで、あまりきれいな状態ではないですし、分泌液もとてもじゃないですが十分とは言えません。やはり、強い光に当てすぎたのだと思います。
植え替えのときに根っこをさわって弱っているところへ、強い日差しと環境の急激な変化。人間でもしんどいですよね……。気がついてあげられなかったのが申し訳ない。
だけど、新しい葉は出てきています。古い葉と総入れ替えになって、きれいで元気なモウセンゴケになってくれるといいんですが。古くて弱っている葉に体力を使ってしまっているかもしれないと考え、ほとんどカットしました。
腰水で屋内管理です。この子も植物用LEDライトの下に置いています。ネペンテスと同じ棚で、風もあたるようにしています。ここから、どれぐらい復活してくれるか……。
まとめ
インターネットで調べたことを元に、ネペンテスの剪定とピッチャー枯れ防止対策をやってみました。いろいろな方法や考え方があるし、育てている環境も違うのでこれが正解とは言えないところが難しいところでもあり、面白いなあと思うところですよね。
今回の対処法でうまくいって、今年の冬が無事に越せたら、また来年も食虫植物を新しくお迎えしたいなあと思っています。