WordPressでブログを立ち上げているだけですでに「在宅ワーク」「副業」に近づいてるよって話し

今さら、私が言うまでもないんだけど、デザイナーがデザインだけできればいい、ライターがライティングだけできればいい、翻訳者が翻訳だけできていればいい時代っていうのは、もう終わっていて。

それは、各業界で働いている人たちから、直接そういった話しを聞いているので、おそらく間違いはないだろうと思っています。というより、私も求人をみるときや日々の仕事で感じています。

たとえば、私は翻訳者向けのオンライン講座を2016年から運営(現在はサービス終了)しているんですが、翻訳支援ツールの使用が必須になりつつあります。

実際に「クライアントからツールの使用を求められて非常に困っています」「(翻訳会社の)採用条件が翻訳支援ツールの使用が必須になっているところが多く焦っています」といった内容のメールを、毎月いただきますし、なかには、かなり切羽詰まった状態の人もいて、たぶん、この流れはもう止まらないと思っています。

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WordPressでブログを運営することで得られるメリット

まず、副業でも本業でもライターとして、これから仕事をしていきたい人、すでにスタートしている人は、オウンドメディアを持っているとかなり有利。「私、こんな記事書けます」「この分野が得意です」っていうアピールができるので、なんと言っても話しが早い。

私のこのブログが名刺みたいな役割をしていて、パワーポイントでつくったポートフォリオに、このブログのURLを記載して、しっかりアピールしています!

ライターに、WordPressでの記事投稿作業までをお願いするパターンもかなり増えていて、そういった意味でもWordPressを扱えると、他の応募者よりも間違いなく頭一つ抜きん出ていることになります。

WordPressを扱えるとできる仕事って?

ここでは、プログラミングやデザインなど、特別なスキルを必要としない仕事をあげていきます。

  • 企業サイトの更新作業
  • WEBライティング+WordPressへの投稿作業
  • WordPressでのサイト立ち上げ(既存テーマ使用)
  • 新規WordPressサイトの記事投稿作業(枠組みはできている)

では、順番に解説していきますね!

企業サイトの更新作業

WordPressで制作された既存サイトの更新作業です。記事を投稿したり、TOPのバナーを変更したり、サムネイルを設定したり。すでにある記事の校正を兼ねたリライトなんかもあります。すでに仕事をもらっているクライアントに提案することで発生するパターンもあります(おおしまはこのパターン)。

もし自分に、SNSの運用経験があれば、広報的な仕事(TwitterやInstagramへの投稿)もできますよ!と提案してみよう!ほとんどの会社が、SNSの運用には手を焼いていて、やらなきゃいけないのはわかってるんだけどね……ってとこがまだまだ多いので。

普段からSNSへの投稿をやっているのであれば、チャンスあり!特に今はInstagramの運用に強いと重宝されますよ。

WEBライティング+WordPressへの投稿作業

WEBライティングの仕事に、プラスしてWordPressへの投稿作業ができると、その分の報酬を上乗せしてくれたり、または報酬アップを提示できます。ダッシュボードの基本的な操作、簡単なタグを理解している、画像・動画の挿入ができる、などが採用レベルのポイントになることが多いです。

また、ライティングに付随して、指定された素材サイト(iStockやAdobe Stockなど)から、記事内容に合う画像を選定して挿入するという作業が発生したり、「こういう画像がいいですよ」とか「文字の装飾(太字にしたり、文字に色をつけたり)しましょうか」など、ちょっとした付加価値を提案できると、重宝されること間違いなし。

WordPressでのサイト立ち上げ(既存テーマ使用)

WordPressのサイト立ち上げ、アフィリエイトサイト用のブログをWordPressで量産するという仕事もあります。「このサイトと同じ構成にしてください」と指定があることがほとんどです。

基本的な操作、ブログ立ち上げの流れを理解していれば、問題なく受注が可能です。それ以外に、求められるスキルは、会社ごとに異なるので、作業内容と報酬については事前にしっかりと確認が必要です!TOPページの作り込みや、記事の流し込みなどの作業が付随する場合も。

WordPressサイトの記事投稿作業(枠組みはできている)

すでに枠組み(デザイン)ができているWordPressサイトへの、記事、画像の流し込みをする仕事です。とはえいえ、新規ページの作成やサイトの構成を求められることもあり、クライアントがWordPressやWEBサイトについて、詳しくない場合も多々あり、方向性がしっかりと決まっていないこともあるので、作業前にすり合わせが必要。

一度、方向性が決まってしまえば、あとは、流し込み作業をコツコツとやっていくだけなので、初心者の方でも、始めやすい仕事だと思う。クライアントとのやり取りも含め、自分のスキルアップになるので、求人を見つけたら検討してみることをおすすめします!

ただ、ここでもなにかしらの提案をすると喜ばれますし、作業内容の報告、マメな報連相は欠かせません。要は、不明点は都度、クライアントに確認し、進捗がどうなっているのかを定期的に報告し、不安にさせないことが大切です。

まとめ

どうでしょう?なんとなくでも、イメージできました?クライアント(発注者側)からすると、求人には「WordPress未経験可」とあっても、操作のレクチャーや、説明資料を作成したりする時間コストをできるだけ減らしたい、やり取りの時間を、なるべくかけたくないっていうのが正直なところ。

そんななかで、「私、WordPressでブログ運営しています」「こんな記事書いています」って人から応募があれば、「この人これぐらいの文章が書けるならお願いしよう」「この人はWordPressを使っているからレクチャー不要だな」っていう判断材料になるわけです。タイミングがよければ、面接ふっとばして「お仕事お願いしたいです」ってなることもあるんです(実話)。

そう、実はブログをひとつ持っていて、記事を書いているってだけで、他の人たちよりもうすでに一歩リードしているんです。ブログって、ほんとうにいろんな使い道があるので、とりあえず立ち上げて、記事を書いてみる、デザイナーであれば作品をアップしてみるとか、やってみるといいよって話しでした。

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