飼い猫の甲状腺ケアでヒルズ y/dを開始|食いつき・粒の大きさ・嘔吐・便の変化を記録

推定年齢15歳になる、わが家の飼い猫チョキ(男子)。

以前に腎臓の数値がかなり悪くなったことがあるので、その後も定期的に動物病院で血液検査を受けています。

今回も、いつもの定期検診。

ところが診察中、先生から、「心拍数がちょっと速いですね」と言われました。いつもの先生(医院長)ではなかったので緊張しているのかしら??と思ったのですが、そこから話が進み、今回初めて甲状腺の血液検査をすることに。

結果は、甲状腺の数値が少し高めでした。

飲み薬があるそうなんですが、うちのチョキはとにかく薬が苦手。なので、まずは甲状腺ケア用のフードを取り入れて、約1か月後にもう一度血液検査をすることになりました。

「腎臓の数値がよくなったと思ったら、今度は甲状腺か……」というのが、最初に思ったこと。動物病院の先生曰く、「腎臓が改善してきたと思ったら、次は甲状腺が悪くなったというのは、よくあること」なのだそうです。

振り返ってみると「もしかしてこれも関係していた?」と思う変化が、いくつかありました。

今回は、定期検診で甲状腺の数値が高いことがわかった経緯と、購入したヒルズ「プリスクリプション・ダイエット y/d」について記録しておこうと思います。

※この記事は、わが家の猫の受診・食事管理の記録です。猫によって検査結果や治療方針は異なります。気になる症状がある場合や療法食を始める場合は、かかりつけの獣医師に相談してください。

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そもそも定期検診を続けている理由は、以前の腎機能低下

わが家の猫は以前、突然食欲がなくなり、何度も嘔吐。血液検査をしたところ、BUNやクレアチニンなど腎臓に関係する数値がかなり高くなっていました。

その後は点滴や食事の見直しなどをしながら経過観察を続け、ありがたいことに数値はかなり改善。

そのときの詳しい検査結果や経過、実際に食べてきた腎臓ケアフードについては、こちらの記事にまとめています。

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猫が謎の腎機能低下から劇的に回復|血液検査の結果と効果のあったフード 今年の6月、うちの猫が急な体調不良になり、血液検査やレントゲン、超音波検査をしたところ腎機能がかなり低下していて、腎臓に何かしらの異常が起こっていることがわかり現在も治療中です。 ただ、大変ありがたいことに経過は順調で、体重は増えないものの(減ってもいない)8月23日の時点でかなり正常値に近づいてきました。

以前の記事でも書いたんですが、高齢になってくると、「(嘔吐しても)ぐったりしていないから大丈夫」というだけではわからないこともあるんですよね。

それ以来、定期的に血液検査(場合によってはエコーや点滴)を受けるようになりました。

今回は「心拍数が速い」ことから甲状腺を調べることに

飼い猫の血液検査結果

今回の診察で先生が気にされたのは、心拍数。そのほか、夜走り回ったりしませんか?などの問診があり、「甲状腺も調べておきましょうか」ということで、初めて甲状腺ホルモンの血液検査を受けました。

検査の結果、数値は基準より少し高め。腎臓の数値も少し上がっている。

()内は2026/7/4の血液検査結果の数値です

今回の検査結果

項目今回の数値基準値
甲状腺ホルモン(T4)8.000.9~3.7

猫の甲状腺機能亢進症は、中高齢~高齢の猫で多くみられる病気のひとつ。

甲状腺ホルモンが過剰になることで、体重減少、食欲の増加、心拍数の増加、活動性の変化、嘔吐など、さまざまな症状がみられることがあります。

また、診断では血液中の甲状腺ホルモン(T4)を調べることが一般的です。※1

先生と相談しながら、まず食事を変えて様子を見ることになりました。

※1 Cornell University College of Veterinary Medicine「Hyperthyroidism in Cats」

今思えば、気になる変化はいくつかあった

甲状腺の話を聞いてから「そういえば……」と思い当たることがいくつかありました。

体重が減っていた

ひとつは体重。

以前より少しずつ体重が減っています。

高齢になったからかな、とも思っていたんですが、猫の甲状腺機能亢進症では、食欲があるにもかかわらず体重が減ることが、よくみられる変化のひとつだそうです。※1

だからといって、今回の体重減少がすべて甲状腺のせいなのかは、まだわかりません。

そういえば、ちょっと落ち着きがないかも?

もうひとつが、落ち着き。

「以前とまったく違う!」というほどではないんですが、言われてみれば少し落ち着きがないような気もします。

もともと、私のあとをついて回ってあまりじっとしていないし、すごく喋る子なので、わかりにくいんですよね(苦笑)

猫の甲状腺機能亢進症では、活動性が高くなったり、そわそわしたりすることもあるそうです。※1

なので、言われてみれば……以前よりも夜の徘徊(部屋の行き来)が多い、夜中に起こしにくる頻度が増えた?くらいの感じで、毎日一緒にいるとなかなか気が付きにくい部分もありますね。

嘔吐はあったけど、毛玉かなと思っていた

嘔吐もあります。

ただ、吐いたものに毛が混ざっていることも多く、吐いたあともぐったりするわけではありません。

なので、「また毛玉かな」くらいに思っていて、おおよその嘔吐頻度は把握していたものの、そこまで重要視していませんでした。

甲状腺機能亢進症でも嘔吐がみられることがあります。※1

もちろん、うちの猫が吐いていた原因が甲状腺だったという意味ではありません。

毛玉なのか、ほかの原因なのか、現時点ではわかりません。

ただ、今回のことをきっかけに、「いつから、どのくらいの頻度で吐いているか」くらいは、もう少しきちんと記録しておこうと思いました。

「甲状腺だけ見ればいい」というわけではなさそう

これまで腎臓ケア用のフードとして食べてきたのが「ドクターズケア キドニーケアプラス」。

キドニーケアとキドニーケアプラスの違いがよくわからず、メーカーに直接問い合わせた内容も別の記事にまとめています。

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腎臓のこともあるので、今回の甲状腺ケアについても「甲状腺だけ見ればいい」というわけではなさそう。

甲状腺機能亢進症では、治療や経過観察の際に腎機能などもあわせて確認することが重要とされています。※1

高齢猫になると、ひとつひとつの数値を見ながら、全体で考えていく必要があるんだなあと改めて感じています。

※1 Cornell University College of Veterinary Medicine「Hyperthyroidism in Cats」

薬ではなく、まずフードで様子を見ることに

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードのパッケージ表面

猫の甲状腺機能亢進症には、抗甲状腺薬、食事療法、放射性ヨウ素治療、手術など、いくつかの治療方法があります。※1

今回、わが家ではまずフードで様子を見ることになりました。

理由のひとつは、うちの猫に薬を飲ませるのが、とにかく難しいから。これまでにも薬を飲ませる必要があったことはありますが、とにかく嫌がるし、フードに混ぜてもダメ。

なので今回はまだ数値が少し高めという段階でもあるため、先生と相談して、「まず食事を変えてみましょう」ということになりました。

次回の血液検査は約1か月後、11月初めの予定です。

※1 Cornell University College of Veterinary Medicine「Hyperthyroidism in Cats」

購入したのはヒルズ「プリスクリプション・ダイエット y/d」

そこで購入したのが、ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードです。

y/dは、甲状腺ホルモンをつくるために必要なヨウ素の含有量を厳しく制限した療法食ということで病院からおすすめしていただき、楽天市場で購入。価格は7,200円くらいでした※2。

Amazonでも楽天でも定期購入にすると少し割引になるので、今後も続けることになれば定期購入も検討しようと思っています。

ヒルズでは、y/dを甲状腺機能亢進症の食事管理に使用する療法食として案内しています。※2

心配していた食いつきはかなり良好

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードの画像

療法食ということもあり、まず気になっていたのはちゃんと食べてくれるかどうか。

ネットで調べてみると、y/dは「よく食べた」という猫もいれば、「なかなか食べてくれなかった」という口コミもあり、かなり個体差があるようです。

うちの場合は、その心配はほぼ不要でした。

ものすごく食いつきがいいです!

今のところ嫌がる様子もなく、しっかり食べてくれています。催促されるくらいに(苦笑)

療法食は、いくら成分が目的に合っていても食べてくれなければ続けられません。その意味では、まず最初のハードルを越えられた感じがして、少しほっとしました。

もともと食の細い子なので、たくさん食べているのを見ると、それだけでうれしくなります。

粒は意外と小さめ。実際に測ってみました

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードの大きさを測っているところ

丸くて平たい粒で、直径はおよそ8mm前後。高齢猫用の極小粒というほどではありませんが、それほど大きな粒でもありません。

横から見ると厚みもそれほどなく、サイズ感としてはこんな感じです。

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードの大きさを測っているところ

また、体感ですがキドニーケアと比べて、粒が重めな感じがします。ギュッと詰まっているというか、キドニーケアのようなサクサク感はなさそうです。

療法食を探していると、成分や価格については書かれていても、「実際の粒はどのくらい?」という情報が意外と見つからないので、購入前の参考になればと思います。

切り替えてから、今のところ嘔吐はなし

もうひとつ記録しておきたいのが、嘔吐について。

食べ始めてから5日ほどが経過しましたが現在まで、今のところ嘔吐はありません。

猫の甲状腺機能亢進症では嘔吐がみられることがあります。また、一般的にフードを変更した直後にも、猫によっては嘔吐や下痢などの胃腸症状が出ることがあります。ヒルズも、新しいフードへの変更は7日程度かけて徐々に行うことを推奨しています。

ただし、今吐いていないからといって、「y/dに変えたから嘔吐が治った」とまではまだ判断できません。

ここは今後も、食欲・体重・嘔吐の有無などを一緒に記録していこうと思います。

便は少し明るい色に。匂いも変わった

フードを変えてから、もうひとつ分かりやすく変わったのが便でした。

以前より少し色が薄くなり、匂いも変わったように感じます。

今のところ便の形そのものに大きな問題はありません。下痢もなし。

「色が変わった=異常」とすぐには考えず、どのくらいの色なのか、形は普通か、匂いはどう変わったか、食欲や元気に変化がないかをセットで見ることが大事。

ただし、白や灰色に近い便、黒くタール状の便、血便、下痢が続く、食欲低下や嘔吐を伴うなど、明らかにいつもと違う状態が続く場合は、フードだけの問題と決めつけず獣医師に相談したほうがよさそうです。

腎臓ケアフードとの併用については再確認予定

ヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフードのパッケージ裏面

ここは、少し気になっているところです。

病院では、「これまでの腎臓ケアフードと混ぜたり、交互にあげてもいいですよ」という感じの説明でした。

ただ、あとからy/dについて調べてみると、食事による甲状腺管理を目的として使用する場合は、y/dを単独で与えることが重要とされています。※2 ※3

一方で、うちの猫にはこれまでの腎臓の経過があります。

そして今回は、甲状腺機能亢進症と確定診断された状態ではなく、「数値が高めなので1か月フードで様子を見る」という段階。

そのあたりも含めて、「わが家の場合は腎臓ケアフードと併用して大丈夫なのか」については、改めて先生に確認してみようと思っています。

同じようにy/dを使おうとしている方も、猫によって持病や検査結果は違うので、自己判断でフードを変更せず、かかりつけの獣医師に相談してくださいね。

※2 日本ヒルズ・コルゲート「プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/d」

※3 獣医療法食評価センター(VDEC)「〈猫用〉y/d ドライ」

小分けパックではないので、保存容器で管理

オクソーのポップコンテナに入れたヒルズ プリスクリプション・ダイエット〈猫用〉y/dのドライフード
※キドニーケアも少量混ざっています

ヒルズ y/dのドライフードは、袋にジッパーは付いているものの、中身が小分けになっているタイプではありません。

開封するたびに大袋を開け閉めするのが面倒だし、ジッパーをしっかり閉じないことによる鮮度の低下も気になるので、普段使う分を別の保存容器に移しています。

使っているのは、もう10年以上愛用しているOXO(オクソー)のポップコンテナ。

OXO(オクソー)のポップコンテナを上から見たところ

上のボタンを押すだけで開閉できるタイプで、長年使っていても壊れたり割れたりせず、密閉もしっかり。白いふた部分はさすがに少し変色(写真ではきれいに見えますね)してきましたが、容器そのものは今も問題なく使えています。

ペットフードだけでなく、乾物や粉ものの保存にも使いやすく、わが家ではかなり重宝している保存容器です。

10年以上経ってもこの通り!パッキン部分もまったく劣化していません。

OXO(オクソー)のポップコンテナのパッキン部分アップ画像

底もゴム素材などが使われていないのもいいですよね。

OXO(オクソー)のポップコンテナの底部

11月初めの再検査で、数値がどう変わるか

次回の血液検査は11月初め。約1か月後です。

今回の検査で初めて甲状腺の数値が高めだとわかり、まずは食事を変えてみることになりました。

今の時点では、「y/dを食べたあと、数値はどう変わるのか」「体重はどうなるのか」「落ち着きや嘔吐に変化はあるのか」などなど……。

今回改めて感じたのは、やっぱり高齢猫の定期検診って大事なんだなということ。今回も、甲状腺を疑って病院へ行ったわけではありません。

いつもの定期検診で先生が心拍数の速さに気づいてくれたことが、検査につながりました。

見た目には元気そうでも、体の中のことまではわからないんですよね。

もちろん、検査をすればするほど気になる数値が出てくることもあります。

「今度はこれかー」と思うこともありますが(苦笑)、早めに知ることができたのはよかったと思っています。

同じように高齢猫と暮らしていて、

「甲状腺の数値が高いと言われた」

「ヒルズ y/dって実際どうなんだろう」

と気になっている方に、わが家の経過がひとつの参考になればと思います。

ちなみに、今回の診察費用は約1万円でした(泣)。

飼い猫の診察明細

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この記事を書いた人

広島在住。企業のWeb運用・コンテンツ管理に携わる在宅ワーカーです。地域のお店や小さな事業者さんのGoogleビジネスプロフィール整備と、WordPressサイトの管理・更新をお手伝いしています。

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