平田ナーセリー久留米店で購入した、ラケナリア属(Lachenalia)トリコフィラ(trichophyla)が、3/16(火)、休眠にはいりました。ずいぶん長いこと、花をつけて楽しませてくれたのですが、突然、ぽろっと葉っぱから自然に取れました。
ラケナリア属(スイスの植物学者ヴェルナー・ド・ラシュナルからきています)は、南アフリカなどに自生している植物です。俗に言う「ケープバルブ」という球根植物になります。
どうやら、生育環境や地域によって葉に毛が生えていたり、生えていても微毛だったり、葉の形もさまざま。同じ地域に自生している近い品種でも、見た目がまったく違ってくることもあるそうなので、すごく興味深い。花はカラフルですごく可憐です。
球根の大きさは、2センチ~3センチ程度で、9月くらいから葉を出しはじめて、11月~4月の間に花が咲いて、枯れ、夏前には休眠にはいります。※品種によって異なります
うちにあるトリコフィラの葉っぱは一枚だけで、毛はほとんどありません。
うちに来たばかりの頃のトリコフィラ
うちのトリコフィラは超短毛で、見た目はまるで人間の舌のようです。さわると、ざらざらしています。あんまりよくないんでしょうけど、ついさわってしまいます。
1800円って札がささったままですね……。平田ナーセリーさんで見たときに、この葉っぱは一体これからどうなっていくんだろう?っていう好奇心でいっぱいでした。
2月に花芽が出はじめました
写真は2月8日に撮影。葉の中心からにょきにょきと花芽がのびてきました。このときは、ちょっと気持ち悪いって思っていました(苦笑)
ここからは、ものすごいスピードで伸びていった記憶が。途中の写真を撮っていないんですが、2月16日には完全に花が咲いていました。
花が咲いてしまえば、かわいいんですけど、つぼみのときは正直不安になるくらい、気持ち悪い感じでした。
葉っぱはこんな状態で、とくに変化はありません。
2月21日撮影。水はほとんどあげていません。
3月16日にぽろっと取れました
日光に当てようと、少し動かしたら葉っぱごと取れました。
おつかれさま。たくさんがんばって咲いてくれてありがとう。
少しだけホジホジしてみたら、球根の頭が見えました。掘り起こして、涼しい場所に置くか、この鉢のまま屋外の日陰に置いておくか……。いろいろと調べてみましたが、私はこのまま屋外の日陰に置いておくことにしました。
雨には注意したほうがよさそうです。休眠中は、水を必要としない(吸えない)ので、鉢のなかで腐ってしまう危険があります。
10月のおわりか、11月くらいになったら新しい土に植え替えて、葉がでるのを待ちます。ドキドキとワクワクのときです。
おわりに
しっかりとした知識もなく、球根植物を買ってしまったので、管理がうまくいっていなかったと思います。もっと日光にガンガン当ててよかったみたいです。来年、また花を咲かせてくれるかどうかはわかりませんが、秋までのお楽しみとしてそっとしておきます。
ラケナリアは、100種類くらいあるようなので、今年もまた別の品種を育ててみたいなあと思っています。