私が会社員をやめて、在宅フリーランスになるために、準備をしていた1年半くらい。夫さまは毎朝6時前に起きて子どもと自分のお弁当をつくり、(残りが私のお昼ごはんになる)夕飯の支度まで済ませてくれていました。
さらに、毎朝子どもを学校の近くまで送ってから出勤していました。
休みの日は、 何時頃帰ってくれば(私の)都合がいいか確認して、積極的に子どもと一緒に外へ出かけてくれました。当時も今もですが、掃除や洗濯は、普段から自発的にやってくれます。
どれも私が「協力してね」とお願いしたわけではなく、フリーランスになると決めたときに、「在宅フリーランスになるので1年間ください」と言っただけです。
そしてどうにか在宅で仕事ができるようになり、一応の目標を達成し、いろいろあってオンライン講座を運営すると決めたときも同じです。
子どもが2、3歳のときに、国内外逃亡(ただの旅行です)したときも、文句ひとつ言わず送り出してくれました。逆に、あれ?なんか私ってどうでもいい存在?(苦笑)ってちょっと不安になることも。
惚気ているわけじゃなくて、こんな旦那さんは周りにいません。PTAのお母さんたちにポロッと言おうものなら
そりゃあもう大変です(苦笑)ブーイングで。
そんな彼が以前、「(家事も育児も)言われて始めたことじゃないから続くんだろうなあ」と自分自身のことを言っていました。
彼は設計士なんですが、もちろん自分で決めた職業。ただ自分で決めたから、自分が好きで選んだ仕事だから、どんなにしんどくても、辛くてもやれているんだと思います。
直接聞いたわけではないので、もしかしたら違っているかもしれませんが(苦笑)まあ、10年以上も一緒にいればだいたいわかります。
とか言いつつ、これを書いているときに「結婚して何年だっけ?」と夫さまに聞いたのはここだけの話(苦笑)
彼は家事が得意でも好きでもありません。料理もたまに失敗します。寝坊だって、二度寝だってします。
だけど、当時は(ここからは私の想像ですけど)仕事がてんてこ舞いで、家のことができない私に代わってやるしかなかったんだと思います。
何も考えずにとにかく「やる」。それは自分で始めたことだから、自分が承諾したことだから文句一つ言わずに続けられている。たぶん、私が「あれやって、これやって」と言ってたら、うまくいっていなかったと思う。
だから私はその環境に甘えるわけにはいかなかったんです。やるしかなかったんです。「どこまでやれば結果が出るのか」を考えてる暇はなかったわけで。
とにかくやる。それだけでした。
そして、そう思えたのは最終的に自分で決めたから。
今でも、自分で決めたフリをして、他人に決められていないか?と確認することがあります。決められ感があるから、やらされ感があってイヤイヤやっているから前に進まないんじゃないか?
アラフィフの青春はまだまだ続きます。