信頼はできても信用はなかなかできないもの

どうやって相手に親近感を与えるか。

いかに信頼してもらい、信用してもらえようになるのか。
会社員のときは、およそ10年かけて顧客の信頼(多分信用も)を得た。

「おおしまさんじゃないと話ししない」
「あんたじゃ話しにならないからおおしまさんに代わって」
「おおしまさんが出勤のときに頼むわ」

これを妬む人もいれば、高く評価してくれる人もいたし、
蔑ろにする人もいたけど、そんなことはどうでもよかった。
私にしかできないことがあるんだとうれしかった。

今思うと、そこにはなんの下心もなくて、
ただただ想像力を働かせていただけだった。
あ、口は割りと達者だったけど。仕事のときは!

怒鳴られても、バカにされても、
顧客と一緒に問題を解決したり、ときには世間話しの相手になり、
少しずつ少しずつ関係を構築してきた。

信頼を築くのは時間がかかるが、失うのは一瞬っていうけど、
私はこれを会社員時代に学んだ。

会社員時代は、あんまり思い出したくないし、
ムカムカすることもあるし、正直言って感情が揺さぶられる。

でも、それが今の自分を形作っていると思うと、
不思議と「まぁ、悪くなかったな」なんて気分にもなるんだよね。

このブログが、どこの誰かもわからない人ではあるけど、
なにかしらの問題や悩みを解決できたり、
楽しみを共有したり、新しいことに挑戦したり、
不安を少しでも解消できたりしながら
少しずつ少しずつ信頼関係を築いて、信用してもらえたらなーと。

そんなことを(たまーに)思いながら、日々ブログを更新しております。

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