最後にCDを買ったのは、もういつだったか思い出せないくらい前。普段、音楽はSpotifyから流しているんだけど、たまにCDの音源が恋しくなることもある、そんなお年頃。
CDプレイヤーはAmadana Music CD Player「C.C.C.D.P.」
木目がいい感じ。もともとはクラウドファンディングで制作されたプレイヤーみたいですが、私が持っているのは、それの改良版みたい。Bluetooth搭載のスピーカーにも接続できるみたいですが、手持ちのBOSEには接続できませんでした。スピーカーによっては(スマートフォンにしか対応していないとか)接続できないか、できても途中で切れるかもしれません。
プレイヤーの機能は最低限。特筆すべきことはございません(苦笑)バッテリーはないので、USBケーブルでの電源供給が必要です。
ちなみに、セットしているCDはこちら。スリップケースになっていて、この缶の中にCDが入っています。こういうのも、サブスクでは味わえないワクワク感(缶だけに!)です。
CDには、サブスクにはない情報がたくさん詰まっている(ことが多かった)。
アンプと同じ場所に置くために、USBケーブルの差し込み口がある電源タップを購入。便利です。
アンプは発売当時大人気だった「DENON PMA-60」
現在はすでに生産終了しております。小型で縦置きもでき、しかもハイレゾ音源にも対応しているというプリメインアンプ。当時は7万円もしたんですね~。結構人気だったみたい。角張すぎず、媚びるような丸いデザインでもなく。とても気に入っています。
ミニマルなデザインは、いつの時代でもしっくりと馴染むもんです。裏側の画像はDENONさんに借りてきました。
普段はBluetoothで接続して、スピーカーから音出してます。
仕事中はパソコンと接続したり、ゴロゴロしているときは、スマートフォンと接続したり。その時々で媒体は変わります。
正方形のかわいいスピーカーですが、オークションで購入したらしく、とくにどこかのメーカーなどではないようです。夫さまは元オーディオマニアなので、まあそれなりのモノを選んで購入したのだと思います。
スピーカーの下敷きは、手作り。多分百均だと思います。直置きは許されないようで、すべてに下敷きを付けてくれました。木目のシートを切って貼り付けて、四隅にはちゃんとクッションも。とにかく直置きNGです。
うまく撮れませんでしたが、こういう線でスピーカーとアンプを繋いでいます。
ミニミニCDスタンド
サイズがぜんぜん合っていないんですが(笑)たぶん、これも手作りかと思います。裏も補強してあった!知らなかった!
サイズぴったし!じゃないけど、それもまた味があっていいんです。
数年ぶりに買ったCD
どうしても歌詞が知りたかったんです。なんて言っているのか、まったく聞き取れない。聞き取れないように歌っているんでしょうけど。それがどーしても気になって。CDを買えば、歌詞カードがあるだろうと期待。
さっそく公式サイトで購入しました!
あれ?歌詞カードない……と思ったら、歌詞が掲載されているサイトのURLの書かれた紙が一枚。ペラリと入っていました。殺風景だなあと寂しく思う反面、時代の流れだよねーと妙に納得したりもする。
言葉で説明するのは難しいんですが、やはりCD音源のほうがアンプの良さが生きます。Spotifyがいくら高音質とはいえ、ですよ。音の粒が(米か)違うというか。
おわりに
AmadanaのCDプレイヤーも、DENONのプリメインアンプも、今となっては手に入りにくくなってしまっているようです。中古でも、結構な値段がついている……。アンプにいたっては、生産終了ですからねー。
結局、なにが言いたかったのかというと、好きなモノ、大切なものは手元においておかないと手に入りにくくなったり、なくなってしまうかもということ。
昨今、断捨離とかミニマリズムとか、目にするようになり、個々でモノを持たずにシェアしたほうが効率的でいいよね!っていう世の中の流れとは逆行するような感じになるのかもしれないけど、やっぱり好きなものは自分で所有しておきたいという欲求と、インターネットにあるデータだっていつ消えるかわからないし、サービスが終了してしまったり、音楽なんかは権利の関係で配信が突然停止するかもしれないわけで。
プラス、デジタルではなく、CDをセットして~っていうひと手間だったり、ジャケットを手にとってデザインや質感(素材のね)を楽しんだりっていう楽しみかたや、本でいうと紙の匂いだったり、カバーデザインの面白さだったり。そういう楽しみ方をする人たちっていうのは、いつの時代も一定数いるもんで、どんなに音楽配信サービスが充実しようとも、CDやレコードが消えてなくなることはないと思う今日このごろです。