【解説動画あり】構図を学べば写真がもっと楽しく!初心者向け構図の基礎ガイド

みなさん、構図にはいくつかルールがあるっていうの知っていますか? 今回は、あまり難しく考えずに明日からでも使える構図を2つと、ちょっとしたコツをご紹介します。

ちょっと古い動画でお恥ずかしいんですが(当時は「シュガー」という名前で活動していました)、これを知って実践するだけでもかなーり違います。

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【簡単】 特別なカメラやレンズはいりません。すぐに試せる構図のはなし

そのとき、その瞬間のタイミングと感覚でシャッターをきることもありますが、ほとんどの場合、撮りたいと思った被写体に近づいて、ファインダーをのぞき、また少し離れてみたり、ファインダーをのぞいて……を繰り返します。

この間、数秒だったり、数分だったりといろいろです。被写体のまわりを、ぐるっとひと回りしてみることもあります。そうすることで、光のあたり具合が変化して、また違った見え方をするんです。

神は細部に宿る!は、本当なのか?

自分がなにを撮りたいのか、なにを伝えたいのかというところを意識します。被写体のどの部分を写真に(画面に)おさめたいのかってところです。

でも、これには正解がないのでまずは、「引き算」することからはじめるのがよいと思います。

ファインダーをのぞいて、撮影に夢中になっていると、意外と背景に入り込んでいるもの(たとえば、電柱や電線、車、人など)に気が付きません。必要ないと思ったら、省く!もしくは、いなくなるまで待つ。

フィルムカメラで撮影した写真

当時の私に言いたい。被写体にばかり気を取られていては、いつまでたっても素人的な写真からは抜け出せないぞ!背景の隅々にまで、神経を研ぎ澄ますことが大切なんだぞ!

これを知らなかったばっかりに、どれだけフィルムを無駄にしたことか……。

とはいえ。ときには被写体をより引き立たせるような「脇役」を入れるのも効果的だったりします。

フィルムカメラで撮影した子どもの写真(加工前)

下は背景に人物(脇役)がいないパターン。右側に大きく余白があります。

フィルムカメラで撮影した子どもの写真(加工後)

神の部分を写真でいうところの「余白」の部分も交えて考えると、上の写真のように撮影者側だけで完結するものではなくなります。

上の写真が好きという人もいれば、下の者写真のほうがいいという人もいるので、「これが正解で、これが完璧なんです」としてしまうと、見る側は必要なくなってしまいますもんね。

この余白にこそ、創造性という神が宿っているのもかもしれません。細部を詰めすぎても、神は去っていくだろうし、簡単に壊れてしまうかもしれません。

ってことで、どうでしょうか?(震え)

左右のバランスを変えるだけで脱記念写真!

動画内でも話していますが、被写体を少しずらすだけでも結構違って見えます。

被写体を基準にして、バランスを7対3とか、思い切って8対2くらいにずらして撮影すると、一気にこなれた写真になります。

フィルムカメラで撮影した砂場で遊ぶ子ども

まとめ

私が写真を撮り始めたときは、いきなりアウトプットから入ったので構図とか、まったく考えていませんでした。もう少し早く知っていれば……。フレーミングのセンスを磨くには、ファインダーをのぞいていなくても普段から構図を意識することがとっても大切なのです。

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