猫がフードをそのまま吐くのはアレルギーが原因?フード選びで改善した方法

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野良猫だったチョキがうちにきて10年以上。今まで大きな病気や怪我もなく過ごしてきましたが、ひとつだけ困っていることがありました。

それはフードの吐き戻し。

消化していることもあったけど、どちらかというと、ほぼフード原型のまま吐くことが多かった。

今回は、うちの猫の吐き戻しが嘘のようにピタリとおさまったので、やったことを紹介しようと思います。

飼い猫がフードをそのまま吐いてしまうのをなんとかしたいと悩んでいる人の助けになればと思います。

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動物病院の先生に言われたのは「アレルギーかも」

いきなり結論から言ってしまうと、うちの猫はどうやら「アレルギー」が原因だったみたい。

いつの頃からかは定かじゃないけど、やたら吐き戻しが多いなあとはずっと思ってて。調べると、「猫はよく吐く」「吐いても元気なら大丈夫」みたいな感じで、気になりながらも「そうかあ、そんなもんかあ」と、思ってしまっていました。

たしかに元気だし、食欲もあるし、うんちもおしっこも出ているし、特に気になることもなかったんですよね。

とはいえ、多いときで、一日に2、3回吐き戻すこともあって。それが服やベッドの上だったり、大切な書類の上だったりして正直困っていました。

でも、叱るわけにもいかず、どうにかしてあげたいと思いながら餌を変えてみたり、フードボウルに高さを出してみたりして様子をみていたのですが、一向によくなりませんでした。

フードを「ヒルズ サイエンス・ダイエット(チキン)」に変えたら吐き戻しがなくなった!

去年(2023年)の8月に体調を崩したときに、吐き戻しの相談をしてフードの指導をしていただいたときの先生の説明書きです。

猫の吐き戻しを相談したときの先生の説明書き

先生に「アレルギーかもしれないからフードを変えてみてください」とアドバイスをいただいてから、さっそくフードをヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラス チキンに変えたら、嘘のように吐き戻しが治まりました。

本当に、ピタリと。チョキの名誉のため、ここでは晒しませんがうんちの状態も問題なし。

今まで気がついてあげられなくてごめんよ……って気持ちと、吐いたフードの掃除から開放される……といううれしさ。これはもう感動です。

ヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラスの特長

ヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラス チキンとうちの猫

ヒルズの原産国はチェコです。

チェコといえば、ヨーロッパで最もペットを飼っている家庭が多い国の一つでペットの健康と福祉に対する意識が高いことで有名ですよね。ペットフード市場も急成長しているし、健康志向のペットフードやサプリメントの需要が増えています。

そんなヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラスの特長や原材料などを以下にまとめました。

原産国
特長
原材料名
素材構成
<保証分析値>
チェコ
・7日間で理想的な便へ
・最適な栄養バランスを実現
・消化に良い高品質な自然素材
・小さく食べやすい粒
・アクティブバイオーム⁺テクノロジー *1 と全粒穀物を使用
コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、トウモロコシ、小麦、動物性油脂、米、玄米、大麦、オート麦、チキンエキス、ピーカンナッツ殻パウダー、ビートパルプ、亜麻仁、柑橘類、魚油、クランベリー、ミネラル類(カルシウム、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、イオウ、ヨウ素)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、L-カルニチン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物) タンパク質29.2%以上、脂質13.8%以上、粗繊維4%以下、灰分8%以下、水分6%以下 <乾物量分析値> 総食物繊維7.9%、カルシウム0.8%、リン0.62%、ナトリウム0.32%、マグネシウム0.086%、タウリン0.24%、ビタミンE425IU/kg、ビタミンC121mg/kg

*1 アクティブバイオーム⁺はマイクロバイオーム(腸内細菌叢)を育むヒルズ独自の繊維ブレンドのこと

粒の大きさはこのくらい。大きすぎず小さすぎず、食べやすそうな大きさとかたちだと思う。

ヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラス チキンの粒の大きさ

気になる評価は公式で4.2、Amazonで4.1、楽天では4.66とかなり高評価。

ただし、「食いつきがいい」「もりもり食べてくれる」「快便になった」という口コミが多いなか、「食べてくれない」という口コミもあるので、1.25kgのお試しサイズを購入してみるのがいいと思います。

一部の猫は特定の成分にアレルギーを持っていることがある

先生いわく、一部の猫は特定の成分にアレルギーを持っていて、それが原因で吐き戻すことがあるのでフードの成分を確認し、アレルゲンを避けることが必要とのこと。

うちはまさに、これだったようです。魚がだめだったのか、穀物がだめだったのか、アレルゲンの特定はできなかったものの、ヒルズ サイエンス・ダイエット腸の健康サポートプラス チキンに変えてからピタッと治まりました。

猫の吐き戻しを軽減するために試したこと

結局、原因はアレルギーだったんだけど、それがわかるまでに試したことを書いておきます。

餌を変える

グレインフリーのピュリナワンとペットラインのメディファスの袋

普通のスーパーで買える安めのブランドから、ホームセンターのペットコーナーで売っている少し高めのメーカー、Amazonで「吐き戻し軽減」「毛玉ケア」とうたっているものなど、本当にいろいろ試してみました。

あと、カリカリフードからウェットフードにしてみたり。

フードの量を変える

普段より多くしてみたり、減らしてみたり。朝、夕2回だったのを、3回にしてみたり、昼だけにしてみたりやってみました。

フードボウルの高さを変える

最初は、こんな感じに床に直置きでした。

猫がフードを食べているところ

インターネットで「フード入れの高さを調整したら吐き戻しがなおった」って人がいたので、新しく山崎実業(Yamazaki)の ペットフードボウルスタンドセットを購入。

山崎実業(Yamazaki)の ペットフードボウルスタンドセットでフードを食べている猫

食べやすそうにはなったものの、やっぱり吐き戻しは続いたので、百均で発泡スチロール製のレンガを買ってきて、その上にフードボウルをのせてもっと高さを出してみたり。

ついでに紹介すると、この山崎実業のフードボウルスタンド、かれこれ5年以上使っているけど丈夫で、ほどよく重さもあり、見た目もシンプルだし、おしゃれなので気に入っています。フードボウルは陶器製で取り外し可能なので、お手入れも楽。

フレームはスチール製の粉体塗装で高級感あるし、汚れたらサッと拭くだけ。

裏にはゴムが付いていて滑りにくくなっています。

山崎実業(Yamazaki)の ペットフードボウルスタンドセットのあし部分

畳の部屋に置いて、おしゃれ~!と言われてもピンとこないと思いますが、シンプルで、長く使えて、インテリアにも馴染むフードボウルを探している人におすすめ。

ブラックもあります。

動物病院の先生に聞いた、猫がフードを吐いてしまう原因

アレルギー以外で、猫がフードを吐いてしまう原因を動物病院の先生が丁寧に教えてくれました。

早食い

猫がフードを急いで食べすぎると、消化が追いつかずに吐き戻してしまうことがある。特に多頭飼いの場合、競争心から早食いしがちらしい。

食べ過ぎ

一度にたくさんのフードを食べすぎると、胃が処理しきれずに吐いてしまうことがあるので、適切な量を与えることが大切。

毛玉

猫は自分をグルーミングする際に毛を飲み込み、それが胃の中で毛玉(ヘアボール)になることがある。これは、よく聞くやつですね。

毛玉が原因で吐く場合は、毛玉対策のフードやおやつが役立つことも。

胃腸の不調

消化器系の問題、胃炎や腸炎などがあると、フードを吐き戻すことがある。人間と同じだね。

ストレス

環境の変化や他の動物との関係が原因で、猫がストレスを感じて吐き戻すことがある。

異物誤飲

おもちゃやゴミなど、消化できないものを誤って飲み込んだ場合、体が異物を排除しようとして吐くことがあります。うちは、そういうイタズラ的なことはしないし、大きめのおもちゃしか与えていないので、大丈夫だとは思っているけど、絶対にないとは言い切れないから油断大敵。

猫がフードをそのまま吐いてしまう原因まとめ

猫がフードをそのまま吐いてしまう原因まとめ

というわけで、10年以上続いた飼い猫のフード吐き戻しがなおったことについて書いてみました。

あくまでうちの猫の場合なので、皆さんに当てはまるわけではないけど、フードを変えただけであんなに頻繁に吐いていたのがピタッとおさまったので、同じようなことで悩んでいる、困っている人の助けになればいいなと。

なにより、吐いている愛猫をみるのはつらいですからね。(そのあと、いくらケロッとしているといっても)

年齢的にももういい歳なので、腎臓病や肝臓病、糖尿病などいろんなな病気が出てきてもおかしくないわけで。猫も人間も定期的な健康診断が大事ですね。

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