以前、「<シリーズ>おおしまのマイブーム:盆栽系編」の記事でも紹介した、トリコディアデマのデンサム。
園芸ショップで見かけていたデンサムは、3月くらいからすでに開花をはじめていたので、うちのはすっかり諦めていたんですが……なんと、最近みたら花が咲いていました!ここ最近で一番うれしいできごとです!
本当にもう諦めていたんです。植え替えてから、根っこはしっかりと張ってくれているのはわかっていたんですが、どうにも花が咲いてくれなくて……。
なんかこう、葉の(付け根)所々がオレンジ色というか、黄色っぽくなっていて、ピンクのかわいらしい花を見たときに、感動しました。これがあるから、植物を育てるのはやめられないんでしょうね。
デンサムには冬型と夏型がある?
メセンの仲間で、トリコディアデマに属のデンサムは冬型だと思っていたのですが、インターネットで調べると、デンサムには夏型と冬型があるというじゃないですか。
多分、見た目ではわかりにくいかと思います。生長期だと、お水をあげれば根っこが動いているはずなので用土の乾きが早くて、花もつけるでしょうから、葉の展開やそのへんで冬型か夏型かを判断するということだと思います。
夏型だと、4月~9月くらいが生長期で、夜の気温が下がりはじめる11月頃から休眠にはいるようです。
となると、うちのデンサムは、まだ葉がたくさんついているし、むしろ元気になってきているように見えるので今が生長期の夏型なのかなあと。なにより、今花が咲いていますしね。ただ、1つしか咲いていないのが気になります。冬型なんだけど、休眠前に最後の力を振り絞って、花を咲かせてくれたんじゃないか、とか。
冬型だとしたら、これから休眠にはいる、ということになるので、断水気味にしないといけないんですけど、どうしようかな。
ちなみに、同じトリコディアデマのブルボサムは、うちに来たときから、ほとんど変わっていないように見えます。若干、伸びたかなかって程度です。この品種も、生長期にむらさき色のきれいな花を咲かせるので、咲いていないところをみると、冬型なんだろうなと思います。というより、ブルボサムは冬型しかないのかもしれませんが。
下の画像は今年3月ころのブルボサムです。比べてみても、とくに目立った動きはありません。買ったときのままなので、秋には植え替えをしようと思っています。
ブルボサムに関しては、梅雨が明けたら断水気味にして涼しい場所へ移動ですね。
まとめ
今回、デンサムの花が咲いたのをみて思ったのは、本やインターネットで得た情報通り、マニュアル通りにはいかないということ。置かれている環境や、最初(購入時)の状態、水質、湿度、温度、用土、肥料、太陽にあたっている時間など、さまざまな要因で植物が臨機応変に根を出したり、花を咲かせたり、生長しているんだなあということです。
植物の数も種類もかなり増えてきたので、管理が煩雑になってきましたし、パトロールに時間がかかるときもありますが、なんだかんだで、一年中、なにかしら植物のお世話ができて、生長が見られるのはとても楽しいです。