※ この記事は2017年12月に投稿した記事をリライトしたものです
今日は雪のちらつく中、広島出身の写真家、藤岡亜弥さんの写真勉強会に家族で参加してきました!
写真家 藤岡亜弥さんとは?
藤岡亜弥さん、なんとサンフランシスコMOMA(現代美術館)に作品がパーマネントコレクションされているんです!その他、写真協会新人賞(2010年)、第41回伊奈信男賞(2016年)を受賞されるなど、正真正銘、世界的に活動されている写真家なのです。
写真家の方とお会いすることなんて、そうそうないので緊張していたのですが、めちゃくちゃ気さくな方でビックリしました。
そんな亜弥先生と広島市建築士会広島支部女性部会事業(お、覚えられない……)さんたちに混ざって、平和公園を中心に、カメラの基礎知識や撮り方を教わりながら散策。
プラス!広島のちょっとした歴史や建築のことも教えていただけるという。
地図を見ながら解説を聞き、なんだかぶらタモリみたいだわ!って思いました。
平和公園全体の設計を担当した、丹下 健三さんの話しや日系アメリカ人で彫刻家のイサム・ノグチが手がけた大橋の欄干のこと、原爆投下時のレストハウスの話しなど、大変興味深く、面白かったです。
また違った目線で写真を撮れそうだと思いました。
自分からどんどん動いて、話しかけて撮影されていく様は素人の私からすると圧巻というか、心臓を撃ち抜かれたくらいの衝撃でした。次々とストリートスナップされる先生を間近で見て、密かに感動していたおおしまです。
子どもにも手を抜かず真剣に教えてくださってとても嬉しかったです。それにしても、ぜ、贅沢過ぎる……!
子どもを被写体にみなさんで練習(笑)2時間があっという間に過ぎてしまいました。
撮影会のあとは亜弥先生の講評
その後は多機能型レンタルスペース「クリエイターズビレッジ ヒロシマ」にてメンバーが撮影した写真をみながら講評。これまた贅沢な時間をいただきました。
全員の写真をプロジェクターで見ながら、先生からアドバイスなどをいただけるという!4000円(建築士会員は3000円)とか、ほんと安すぎます。同じものを撮っていても、全員が違っていて、やはり写真は面白いですね。いろんな目線、いろんな構図がありました。
基本や基礎を知らないからこその斬新さ、とでも言うのでしょうか(褒めてます!)。とにかく刺激を受けたのは言うまでもありません。
子どもにも本物を
子どもが撮影した写真も、しっかりコメントをいただきました。先生から「子どもの視点じゃないよね」というようなことを言われて、親の私もはじめて「あ、そうなんだ」と気が付きましたね。
子どもでも、できるだけ「本物」に触れさせたい、見せたい、聞かせたいと思っているのでこういった機会は本当に貴重でした。
今まで写真について教えることはせず、好きなときに、好きなように撮らせていたので今回、カメラや写真についての基礎を少しでも知って、もっと写真好きになってくれたら嬉しい。
写真じゃなくても、人とのかかわり合いや、知る楽しさ、褒められる喜びは子どもにとってもプラスになるし、今すぐ何かに繋がらなくても、今後、彼女が成長していく過程できっと素晴らしい効果をもたらしてくれると思っています。
写真展開催の話に
フィルムカメラで写真を撮っていることをお話ししたら、突然「写真展やりなさい」という流れに!!亜弥先生もサポートしてくださるという、あり得ないお言葉をいただき、逆に「これはなんの罰ゲームなんですか!?」と困惑。
たしかに「いつかやりたいなあ」と思っているだけでは、多分、一生何もしない気がする。
もしかして、これはとんでもないことになるのでは……?という不安とドキドキとでよくわからん心境に(笑)
なんにせよ今回のこのメンバーで写真展ができたら楽しいだろうなあ。
クリエイターズビレッジ ヒロシマさんについて
今回、講評の場所として使用された多機能型レンタルスペース「クリエイターズビレッジ ヒロシマ」の村長、野々下さん、グラサンに裸足という出で立ちで個性的な感じの方でしたが、とってもいい人でした。見た目で判断しちゃダメ(笑)
広島で何かしらのセミナーをするときは、クリエイターズビレッジ ヒロシマさんをぜひ候補に!村長さん、ステキなスペースをありがとうございました。