今年の夏くらいから、急にはまりはじめたユーフォルビア。今回はブログをお休みしていた、6月以降に購入したユーフォルビアたちをご紹介したいと思います。この記事で、ひとりでもユーフォルビアファンが増えたらうれしいです!
ユーフォルビアのどこに惹かれるのか
まず、独特な見た目です。なんといっても、2000種以上もあるので、それはそれはバラエティーに富んでいます。品種によっては「え?これもユーフォルビアなの?」と目を疑います。この時期、園芸ショップやホームセンターで幅を利かせる「ポインセチア」もユーフォルビアの仲間です。意外ですよね。
よくサボテンと間違われるオベサとかホリダとか。ユーフォルビアはとにかく見た目が個性的なので、面白いです。
私が特に好きなのは、木肌がザラザラ、ゴツゴツしたような品種です。あと、地味(落ち着いた色味)で小さな花。ベージュっぽい、じいちゃんのモモヒキみたいな色の花を咲かせるんですよ。これがとてもかわいい。
枝に傷をつけてしまったり、葉が取れた部分から「白い樹液」が出るんですが、これがまた、なんかこう、人間でいうところの血液のように思えて、とても愛おしく感じます。すみません、たぶん共感してくれる人はいないと思いますが(苦笑)かと言って、わざと傷つけたりしてはダメですよ。
あと、もし、この白い液が肌に付着してしまったら、すぐに水で洗い流しましょう。かぶれることがあります(私は大丈夫でした)。山芋みたいな成分なんですかね。
キリンドリフォリア
花伝さんで購入。この塊根部分と筒状になった葉がすてき。小型の塊根系ユーフォルビアのなかでも人気種だと思います。枝はあまり上には伸びず、横へ広がるようにして成長していくのは、デカリーと同じですね。
上から見るとぺちゃんこ(笑) 11月20日撮影したキリンドリフォリア。いつの間にか、こんなにモッサリと葉が成長していました。びっくりです。毎日見ているのに案外気が付かないものですね。
葉はすっかり茶色になりました。休眠期に入っているので、お水は断水気味で管理中。そろそろ室内に取り込もうかなと思っています。(ちょっと遅い??)
アンボボンベンシス
こちらは、中型の塊根系ユーフォルビア。おそらく、市場ではあまり見ることがないと思います。たしか、どこかの平田ナーセリーさんで購入。陳列されているのをみて、飛びつきました(笑)
現地では絶滅の危機にあるようで、現在アンボボンベンシスはワシントン条約附属Ⅰ(商業目的の取引は条件付きで可能)に分類されています。なので、もし、園芸ショップなどで見つけた場合は、ぜひ手に入れて大切に育てられることをおすすめします!
うちのは、立派な枝が1本と、ぐるんと曲がった短い枝が1本しかないので、さほど高い値段ではなかったのですが、枝が多くなればなるほど高額で取引されている印象です。1本しかなくても、太ければそれなりの値段がついています。
とっても寒がりのようなので、現在はデカリーとともに、夜は家の中で管理しています。葉を落とす気配がないので、断水気味とはいえ少量のお水が必要ですね。難しい……。
ミトリフォルミス
こちらも花伝さんで購入。ホワイトグレーのトゲと黄緑色とのコントラストが魅力的。とにかく成長が遅いらしく、群生タイプではあるんですが、立派な群生株になるまで何十年とかかるようです。まあ、気長に、ゆっくりと楽しみます。
このアンティークな雰囲気がいいですよね。トゲは普通に痛いです。
12月になったら、室内管理にしようと思っています。とはいえ、日光不足になると球状が維持できず、徒長してしまうので注意です。
希少種デカリーは3株に増えました
あれから、コメリで2株買って、合計3株に。この見た目なので、なかなか売れないんでしょうかね。そのうち一株は、私の気まぐれで陶器鉢に植え替えました。
夏は、直射日光に当たりすぎると葉焼けしたみたいになりました。あと、スパルタすぎても葉が茶色になります。お水をあげると、きれいなグリーンの葉になっていくのが見てとれました。
下にはまだ緑の葉が残っています。葉を落として休眠する気はないんでしょうか(苦笑)
デカリーはどこでも出会えるわけではないので、このゴツゴツした感じがお好きであれば見つけたら「買い」だと思います。
いかがでしょうか?ユーフォルビア、少し気になってきました??ほんっとにたくさんの種類があるので、園芸ショップへ行ったら、ユーフォルビアのことをちょっと気にして探してみると、案外おいてあるかもしれません。お気に入りのユーフォルビアが見つかりますように!