広島に住んでいたときに、よく出かけていた大好きな場所、大崎下島(おおさきしもじま)。「ももへの手紙」(沖浦啓之監督)で一躍有名になった島です。いっときは、聖地巡礼の観光客などで結構賑わっていたようなんですが、今は落ち着いたんでしょうかね。
大崎下島については、noteでも公開しています。(もとは、はあちゅう旅サロンのスピンオフ企画で書いた記事です)➝ 大崎下島:小さな港町の一軒「船宿cafe 若長」を訪ねる
心臓破りの階段先にある「おいらん公園」の展望台からの眺めです。
写真が白っぽくなってしまい、うまく伝わらないかもですが、足をガクガクさせ、途中で吐きそうになりながら登った頂上からの眺めは素晴らしかったー!
御手洗地区には今も明治、大正、昭和時代の建物が残っていて、「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されています。
子どもも、マップを片手に目的地を探したり、マンホールを撮影したりと楽しそうでした。自分で撮影データを確認して、露出補正したり。フィルムカメラでもデジタルカメラでもいいので、自分なりの楽しさを見つけてくれたらいいなと思います。
日本に2点しかない伊能忠敬・測量之絵図
個人的におすすめなのが、旧柴屋住宅(呉市指定文化財)の敷地内にある、伊能忠敬測量絵図館。
伊能忠敬の測量風景が描かれている、全国的にも珍しい絵図が展示されています。現存する絵図は、ここにある2点のみだといわれています。
特に「御手洗測量之図」は測量の場所や人物が特定できるという点で、とても貴重な史料なのだそう。
気になる方は、ぜひ足を運んでみてください!
船宿カフェ 若長の絶品ランチ
休憩&ランチは、いつも若長さんと決めています。子ども連れでも、のんびり、ゆっくりできるし、ほんっとに帰りたくなくなります。
一日10食限定の『船出土産の肉みそごはん / 900円』がおすすめ!
冬季限定の『ショコラみかん』。柑橘系+チョコは裏切らない。めちゃくちゃおいしかった!
島を歩いていると、会う人、会う人からみかんをいただくんです。袋いっぱいにくれたおばあちゃんもいました。また、このみかんが、とんでもなくおいしいんです。果皮もじょうのう(果肉がはいっている袋)が薄く、実はしっかりしていて甘みと酸味のバランスもちょうどいい。
小ぶりなんですけど、お店で売っているみかんとは段違いです。
ちなみに、若長のオーナーからはビスケットをいただきました。
田舎が苦手な私が言うのもなんですが、大崎下島は住んでみたいと思うくらいステキなところです。
猫も結構います。